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◆2・・・黒猫 ページ3

.







「ねぇ、そうだ!貴方も一緒に行かない!?」







『俺はいい。人混み嫌いだから。』







「でも猫耳付けてるってことは
イベントに参加していたんでしょ??」







『面倒くさそうだったから、抜け出してきた。』







どうしよう…







本当に独りで、ここに居るつもりなのかな。







初対面なのに何故か彼のことが
無性に気になってしまう。







「家には帰らないの??」







『家無い。』







「え!?あるでしょ…??」







『家に居るよりここに居る方がいい。』







他人には触れられ無いことがあるんだ。
きっと。







それなら私が傍に居てあげたい。







だって独りは寂しいでしょ…??







私は彼の隣に座った。







『え、、、。』







「私も居ていい??
今日はハロウィンだし
誰かと居たい気分なんだー。」







『そんなに俺に構ってたら
君に着いて行っちゃうよ?…いいの?』







「いいよ??私が拾ってあげる。君のこと。」







『…俺を拾った以上、
 何が起っても知らないからね。』







ハロウィンに出逢った一匹の黒猫さん。







孤独な心を私が拾ってあげました。







『ねぇ、頭撫でて。』







「こう…??」







『うん。気持ちいい。』







そして本当の彼は甘えん坊だということを
拾ってから知ったのです。







『今度は強くギュッてして__?早く…』

◆3・・・囚人→←◆2・・・黒猫



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設定タグ:Hey!Say!JUMP , ハロウィン , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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イチゴ姫(プロフ) - マーメイドさん» お気に入りだなんて嬉しいです〜( *´ー`* )暖かいお言葉まで、ありがとうございます(*´ω`*)楽しんでいただけるようなお話をお届け出来るよう頑張りますね!♪ (2017年10月28日 20時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
マーメイド - 何回も読みたくなるほど、素晴らしい作品で私のお気に入りです♪更新楽しみに待ってます!!だんだん寒くなってきたので、身体に気をつけて頑張ってください(^^)応援しています(^o^)/ (2017年10月28日 17時) (携帯から) (レス) id: fa8cf9b19a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イチゴ姫 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/dbc34ac1beeeb3a2162567a2954f475f  
作成日時:2017年10月26日 23時

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