◆１２・・・おまけ ページ16
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『分かった。眠るまでここに居るから安心して。』
｢すいません…。何から何まで甘えてしまって…｣
『気にすんな。風邪ひいた時くらい
弱ってんだから甘えていいんだよ。』
先輩の声を傍で聞くだけで
こんなにもホッとするなんて。
やっぱり先輩が好き……。
｢八乙女先輩は…好きな人とか居ますか｣
『ﾌｯ、なに急に。』
｢いや、先輩は料理も出来るし優しいから
モテそうなのに彼女の話とかあんまり
聞かないので気になって、ですね…｣
『好きな子は居るよ。』
｢そ、そうなんですか…!｣
知りたくないけど知りたいなんて
そんなのはズルいよね。
｢…どんな人なんですか?｣
『そうだなー…とにかく頑張り屋で
すぐ顔に出るから分かりやすくて
…見てて飽きないな。』
先輩も好きになる人なんだから
きっと可愛いくて素敵な人なんだろうな…。
｢…っ。｣
『…泣いてる?』
｢すいま…せん…。｣
ダメだ、泣いちゃ。
先輩には、これ以上迷惑かけたくない…。
『なんでお前が泣くんだよ。』
不意に引き寄せられ
先輩に抱きしめられた。
｢先輩は誰にでもこんな風に優しくするんですか…?｣
『どうしたんだよ、急に…』
｢期待させないでくださいよ…っ。
その優しさに勘違いする人だって…いますから…｣
ダメだな…私。
風邪のこともあって完全に心まで弱ってる、、、。
『期待すればいいじゃん。』
｢え…??｣
『誰にでもこうして抱きしめて
口移しで薬なんか飲ます程、優しく無いよ?』
一旦身体が離れ、至近距離で目が合う。
『それから今日は先輩じゃなくて、光ね?』
｢せ……ひ、光…くん…｣
『ﾌｯ。顔真っ赤にさせて…
そんな可愛い顔すんのは反則だからな。』
触れるだけの優しいキスをされる。
｢風邪、移っちゃいますよ…｣
『いいよ別に。そしたら今度はAが
看病してくれるだろ?』
ハロウィンの日に甘い看病はいかが？
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イチゴ姫(プロフ) - ﾏｰﾒｲﾄﾞさん» お気に入りだなんて嬉しいです〜( *´ｰ`* )暖かいお言葉まで、ありがとうございます(*´ω｀*)楽しんでいただけるようなお話をお届け出来るよう頑張りますね！♪ (2017年10月28日 20時) (
レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
ﾏｰﾒｲﾄﾞ - 何回も読みたくなるほど、素晴らしい作品で私のお気に入りです♪更新楽しみに待ってます!!だんだん寒くなってきたので、身体に気をつけて頑張ってください(^^)応援しています(^o^)/ (2017年10月28日 17時) (携帯から) (レス) id: fa8cf9b19a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチゴ姫 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/dbc34ac1beeeb3a2162567a2954f475f
作成日時：2017年10月26日 23時
