◆１０・・・王子様 ページ11
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『皆さん、ハロウィンパーティーへようこそ。
今日は思う存分に楽しんでいってください。』
招待状が届いたから
仮装をして来てみたものの…
どこを見ても美男美女ばかりで
私って場違いじゃ……。
パーティーの雰囲気に
心が折れそうになっていた時だった。
『どうされましたか?プリンセス。』
突然、誰かに話しかけられて
声のする方に振り向けば…
｢貴方は…!!｣
『もしや、私のことをご存知でいられるのですか?』
｢ご存知も何も…もちろんです!!｣
だって、今日のイベントを開催したのが
今目の前に立っている彼だもの!!
それに…彼は常に人目を引く人だから
ここに参加した全員が知らない訳が無い。
『貴方に知って頂けて光栄です。』
ﾆｯｺﾘと目を細めて微笑む彼は
まさに王子様みたいにキラキラと輝いていた。
いけない、いけない…
つい見とれちゃったけど
私と彼じゃ住む世界が違い過ぎるよ〜…。
『そうだ、私と一緒に踊って頂けませんか?』
｢えっ!?あの…その…。｣
『…ダメですか?』
子犬みたいなつぶらな瞳で
見つめないで〜…!!
｢ダ、ダメじゃないですけど…踊りが…｣
『…良かった。踊りなら大丈夫。
私が全て貴方をエスコートしますから。
だから安心して私に任してください?』
｢はい…!｣
身体ごと全てを彼に預け委ねる。
なんだろう…この気持ち。
優しくエスコートしてくれてる彼と
踊るのがこんなにも楽しいなんて…。
いつの間にか安心して踊れている。
だけど現実というものは残酷で
幸せな時間も12時で解けてしまう。
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イチゴ姫(プロフ) - ﾏｰﾒｲﾄﾞさん» お気に入りだなんて嬉しいです〜( *´ｰ`* )暖かいお言葉まで、ありがとうございます(*´ω｀*)楽しんでいただけるようなお話をお届け出来るよう頑張りますね！♪ (2017年10月28日 20時) (
レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
ﾏｰﾒｲﾄﾞ - 何回も読みたくなるほど、素晴らしい作品で私のお気に入りです♪更新楽しみに待ってます!!だんだん寒くなってきたので、身体に気をつけて頑張ってください(^^)応援しています(^o^)/ (2017年10月28日 17時) (携帯から) (レス) id: fa8cf9b19a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチゴ姫 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/dbc34ac1beeeb3a2162567a2954f475f
作成日時：2017年10月26日 23時
