LoveGame41 ページ41
携帯の着信音に気づいて、ゆっくりと目を開く。
私の部屋の天井だ…。
ベッドでちゃんと寝てる。
そう言えば、昨日どうやって帰って来たんだろう。
全然、覚えて無いや。
A「ん…まだ7時前じゃない、」
いつもなら、まだ寝てる時間。
メール誰かしら?
A「薮さん!?へ…」
帰り際に連絡交換してたんだっけ。
───────────
今日って、
確か学校休みだよね。
新しいスイーツ店が
出来たみたいだから、
一緒に食べに行かない?
───────────
スイーツのお誘い…
行っても大丈夫か、八乙女に後で聞いてみよう。
携帯を机に置いて部屋を出た。
A「にしても…」
珍しいわねぇ。
7時になっても、八乙女とエレベーターで逢わないなんて。
普通なら寝てる私を起こしに来るのに。
八乙女の姿を見ることなく、リビングの前まで来ちゃったんだけど。
まぁいいわ。
優しいお嬢様だから、許してあげる。
ガチャ…
A「…っ!?」
ドアを開けた瞬間、想わぬ光景に危うく声を出しそうになった。
咄嗟に口を手で押さえる。
だって…ソファーで八乙女が寝てるんだもん。
綺麗な顔して。
まるで幻想的な美しさ…。
釘付けになってしまうくらいに。
目が離せない。
私ったら、いつの間に…こんな近くに来てたんだろ。
光「……」
A「無防備。」
安心しきった顔しちゃって。
可愛いすぎなのよ!!
私より遥かに可愛い…。
風邪を引かないように毛布をかけようと近づく。
ギュッ。
光「んー、ふふ。」
A「ちょ!?八乙女…っ、」
一瞬で抱きしめられた。
A「寝ぼけないでよ…!離し…」
光「んふふ、」
頬を抓って、叩いてみたって…
笑ってて起きる気配無し。
痛がってるというより、なんか気持ち良さそう?
マイペースな八乙女……ズルいよ。
光「ん、」
キスされそうな距離で目が合う。
光「わっ!?ご、ごめん…!」
A「痛っ!!何も落とすこと無いじゃない!」
光「いや、その…状況が読めなくて…。」
本当に振り回しすぎ!
抱きついて来たのは、そっちなのに。
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イチゴ姫(プロフ) - とびウオさん» わぁ…ありがとうございます(´;ω;`)更新の頻度はかめペースですが、更新まで待っててくれたら嬉しいです!! (2018年2月12日 20時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
とびウオ - 更新停止中ですが頑張ってください! (2018年2月11日 0時) (レス) id: f7a9038c6f (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 奏さん» そう言ってもらえて、とても嬉しいです(*^^*) (2017年12月26日 16時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - とても続きが気になります! (2017年12月25日 16時) (レス) id: 3c5e03e113 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 白米loveさん» ありがとうございます(≧∇≦*)頑張ります♪ (2017年2月18日 0時) (レス) id: 7f4eaea2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イチゴ姫 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/dbc34ac1beeeb3a2162567a2954f475f
作成日時:2016年7月4日 22時