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LoveGame34 ページ34

もう我慢出来そうに無くって…






八乙女の手を振り払って部屋から出た。






A「朝から心臓壊す気なの…?」






いちいち身体に触れられたりするだけで、






ドキドキして…嫌じゃないんだ、これが。






これ以上、八乙女と一緒に居たら。






……離れたくなくなるじゃんか。






どうしてくれるの?






___ガチャ。






赤く染まった頬をパチンと叩いて、リビングのドアを開けた。






こんな顔してたら、お父様にバレちゃうわ。






父「お、A!久しぶりだなぁー。元気にしてたかい?」






A「お父様っ!!」






相変わらずの笑顔で、ニコニコするお父様がソファーに座っていた。






思いっきり抱きつく。






父「ハハッ、見ないうちに背も伸びたんじゃないかい?」






A「うふふ。そうでしょ?」






父「いや〜!こうして娘と逢えて幸せだな、パパは。」






A「1年も出張で寂しかったんだからっ!」






服のデザイン会社を務める社長のお父様は、






外国に1年の出張に出て行った。






私が小さい頃に、病気でお母様を亡くしたから寂しかった。






召使いが居たって…なんだか独りっぼちみたいで。






そんな時に八乙女と出逢ったことで、寂しさなんて忘れてたけど。






こんなにも惑わす人が居るんだって。






寂しさなんて考える暇が無いくらい、






気づけば八乙女のことばっか考えて夢中になってた。






父「すまんな…でもほら!お土産買ってきたぞ!」






A「わぁ〜っ、ありがとう!?」






仕事で忙しいこと知ってるから。






私が我慢すればいいだけの話なんだ。






お母様が居なくなって、お父様が大変なの誰よりも分かってる。






これ以上は…わがままなんて言えない。






A「ねぇ、お父様?もう帰ってきても大丈夫なの?」






父「いや。また今日中にアメリカに戻らなきゃいけなくてな。」






A「そうなの…でも今日帰ってきたのはどうして?」






父「久しぶりに逢いたかったのと。報告したいことがあるんだよ。」






A「…報告?」






疑問に想う中、時計の針の音だけがチクタクと響いていた。

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設定タグ:八乙女光 , Hey!Say!JUMP , 執事   
作品ジャンル:恋愛
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イチゴ姫(プロフ) - とびウオさん» わぁ…ありがとうございます(´;ω;`)更新の頻度はかめペースですが、更新まで待っててくれたら嬉しいです!! (2018年2月12日 20時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
とびウオ - 更新停止中ですが頑張ってください! (2018年2月11日 0時) (レス) id: f7a9038c6f (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 奏さん» そう言ってもらえて、とても嬉しいです(*^^*) (2017年12月26日 16時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
- とても続きが気になります! (2017年12月25日 16時) (レス) id: 3c5e03e113 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 白米loveさん» ありがとうございます(≧∇≦*)頑張ります♪ (2017年2月18日 0時) (レス) id: 7f4eaea2dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イチゴ姫 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/dbc34ac1beeeb3a2162567a2954f475f  
作成日時:2016年7月4日 22時

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