LoveGame30 ページ30
Aside
__パチ。
目が覚めて瞼を薄らと開かせた。
あれ…私寝ちゃってた?
A「んー…頭痛い…」
無理矢理、重い身体を起こす。
今って何時だろう。
しかも八乙女が部屋に居ないし…。
別に寂しいなんて想わないけどね!
__ガチャ。
ノックの音もせずにドアが開いた。
当然、目が合う。
光「あ、えっと…起こしちゃいました?すいません。」
申し訳なさそうにドアを閉める八乙女。
最初から起きてたけど…。
でも、なんだか意地悪したくなる。
A「本当よ。せっかく気持ちよく寝てたのに。」
ぶっきらぼうに対応してみたり。
フフ…焦ってる、焦ってる。
光「すいません…あのアロマキャンドルを持ってきたんです。」
確かに言われてみれば、手にキャンドルをもっていた。
真っ赤なハート型のキャンドル。
へぇ、可愛いじゃん?
光「きっと気に入ると想います。」
A「どうかしらね。」
すっかり、立ち直っちゃって。
つまんないじゃない。
光「どうぞ。」
そっとキャンドルに鼻を近づける。
あぁ……これ…。
ローズの香りだ。
疲れを癒してくれる、そんな香りでいい香り…。
A「でも何でキャンドル?」
光「疲れてるような気がしたので、少しでも癒せたらと想いまして。」
隠しとおせてなかった。
ダメだな…心配かけちゃ。
でも八乙女に気づいてもらえたのが嬉しい。
元気出た。
『ありがとう』そう言おうと想ったのに…
光「薔薇の花言葉知ってますか?」
A「え、あ、花言葉?純潔だっけ?」
何で急に花言葉なんて聞くんだろう。
光「はい。それと貴方を愛しています。とも。」
A「えっ!?え、それでローズ?」
光「はい。Aを愛しているから選びました。」
ちょっと待ってよ…。
不覚にもそんなこと言われると…動揺しちゃう。
光「Aお嬢様は?私のこと愛してますか?」
う…。
八乙女の意地悪!
A「愛してるわよ…バカ…」
光「フッ、私もです。Aお嬢様。」
余裕な顔しちゃって…本当にズルい。
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イチゴ姫(プロフ) - とびウオさん» わぁ…ありがとうございます(´;ω;`)更新の頻度はかめペースですが、更新まで待っててくれたら嬉しいです!! (2018年2月12日 20時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
とびウオ - 更新停止中ですが頑張ってください! (2018年2月11日 0時) (レス) id: f7a9038c6f (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 奏さん» そう言ってもらえて、とても嬉しいです(*^^*) (2017年12月26日 16時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - とても続きが気になります! (2017年12月25日 16時) (レス) id: 3c5e03e113 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 白米loveさん» ありがとうございます(≧∇≦*)頑張ります♪ (2017年2月18日 0時) (レス) id: 7f4eaea2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イチゴ姫 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/dbc34ac1beeeb3a2162567a2954f475f
作成日時:2016年7月4日 22時