LoveGame26 ページ26
八乙女side
とりあえず抱き合ってると店内の視線が痛いから、
店を出て近くのベンチに腰を掛けることにした。
光「…何か飲む？」
A「うん…」
光「何飲みたい？炭酸とか紅茶とかあるけど。」
A「何でもいい…」
うわ、1番困るパターン。
サイダー？それともミルクティー？
数分くらい自動販売機と睨めっこしたような気がした。
これでいいや。
やっとボタンを押した。
光「ほらよ。」
俯いたままのAの膝にポンと置いた。
そして隣に俺も座る。
A「…いちごみるく？」
光「そうだけど。ダメだった？」
A「ホットココア飲みたい気分だったのに…」
光「何でもいいって言ったじゃん。」
A「そうだけど…」
女の子の好みは、よく分かんねぇな。
俺は、缶コーヒーとかもらったら喜ぶけど。
いちごみるく、ダメか。
これでも悩んで選んだんだけどな。
A「ん…美味しい。」
隣から聞こえる微かな声。
なんだか笑っているような気がした。
光「あーあ。シラケちゃった。」
ゲームとかアホらしく想えてきた。
復讐なんか意味無いって。
結局、俺は何がしたいのか分かんないし。
A「本当よ。馬鹿らし…」
光「半分はAのせいだけどな…(笑)」
でも正直嬉しかった。
引き止めに来てくれて、迎えに来てくれて、探しに来てくれて。
A「よく言うわよ！誰のせいで心配したと想ってるの。」
光「はいはい。」
A「本当に心配したんだから……」
光「何でそんなに俺の為にしてくれるの？最低男じゃん。」
俺よりも真面目な男は、沢山居るのに。
A「好きになっちゃったから仕方ないでしょ。」
光「A〜♡」
A「そうゆう反応ウザイから。」
いつの間にか、Aは大人の女性になっていた。
そして俺は……。
光「A。」
A「なに……」
そっと触れた唇。
一気に頬が熱くなる。
光「俺も好きだよ。A。」
A「…え？は？」
光「自分の惨めさに気づかせてくれたのAが初めてだからさ。」
A「それ…どうゆう意味…」
きっとAの前では、素の自分で居れるんだ。
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イチゴ姫(プロフ) - とびウオさん» わぁ…ありがとうございます(´；ω；｀)更新の頻度はかめペースですが、更新まで待っててくれたら嬉しいです！！ (2018年2月12日 20時) (
レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
とびウオ - 更新停止中ですが頑張ってください！ (2018年2月11日 0時) (レス) id: f7a9038c6f (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 奏さん» そう言ってもらえて、とても嬉しいです(*^^*) (2017年12月26日 16時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - とても続きが気になります！ (2017年12月25日 16時) (レス) id: 3c5e03e113 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 白米loveさん» ありがとうございます(≧∇≦*)頑張ります♪ (2017年2月18日 0時) (レス) id: 7f4eaea2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチゴ姫 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/dbc34ac1beeeb3a2162567a2954f475f
作成日時：2016年7月4日 22時
