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LoveGame22 ページ22

Aside






何を考えてるのか、分かんないよ…。






さっきは冷たい態度だったのに、もう無邪気な笑顔に戻ってる。






その八乙女の正確に狂うんだ…。






A「あ、あのねっ!?私…許してないんだけどっ!」






そう。






それだけは迷わないで言えること。






なのに……。






光「え?何か俺したっけ?」






まるで忘れているかのように知らんぷり。






悔しい―――っ。






A「したでしょ!私の部屋でキス…」






光「内緒。」






八乙女の綺麗な人差し指で、口を塞がれてしまった。






A「んぐ…っ、」






光「他の召使にバレたら面倒臭いからね。」






さっきの八重歯は隠れて、すっかり無表情な八乙女。






“バレたら面倒臭い”






そんなの知らないしっ。






それなら一層、バレちゃえばいいのよ!






困ればいいもん…。






光「さっきはごめんね?もう二度としないから許して?」






A「う…うん…」






もう二度としない。






喜んで安心してもいいはずなのに。






何かな…この気持ち。






ちょっぴりショックな気持ちになってしまう…。






もしかしたら、私。






八乙女とのキスを望んでいるの?






違う……あんなキスはしたくない。






2回目のキスは、恋愛としてしたい。






光「Aお嬢様、おやすみなさい。」






少しだけ口元が緩んだ八乙女を見ていたら、胸がキュッと痛んだ。






この笑顔は、私だけのモノじゃない…。






常に八乙女の傍に居たから、私が1番だって勘違いしてた。






でも、本当は違うんだね…。






A「おやすみ、八乙女。」






ちゃんと笑えてたかな。






いつもの私で接しられてたかな。






なんて、考えながらお部屋まで向かった。






A「ふぁ〜…眠くなってきちゃった。」






大きなアクビをしながら、結んでいる長い髪を下ろした。






そして、クシで丁寧にとかす。






恋の願いを込めながら。






八乙女にとって、私という存在は“お嬢様”。






でも私にとっては、八乙女が大きな存在になってる。






執事の距離を超えて___。






本当は、好きで好きでどうしようもなくって。






近づきたいだけなの。






困らせたいなんて、これっぽちも願ってなんか無いよ。






八乙女に…光に…好きと嘘でも言われたかった。

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設定タグ:八乙女光 , Hey!Say!JUMP , 執事   
作品ジャンル:恋愛
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イチゴ姫(プロフ) - とびウオさん» わぁ…ありがとうございます(´;ω;`)更新の頻度はかめペースですが、更新まで待っててくれたら嬉しいです!! (2018年2月12日 20時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
とびウオ - 更新停止中ですが頑張ってください! (2018年2月11日 0時) (レス) id: f7a9038c6f (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 奏さん» そう言ってもらえて、とても嬉しいです(*^^*) (2017年12月26日 16時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
- とても続きが気になります! (2017年12月25日 16時) (レス) id: 3c5e03e113 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 白米loveさん» ありがとうございます(≧∇≦*)頑張ります♪ (2017年2月18日 0時) (レス) id: 7f4eaea2dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イチゴ姫 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/dbc34ac1beeeb3a2162567a2954f475f  
作成日時:2016年7月4日 22時

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