LoveGame20 ページ20
Aside
毎日登るお家の階段を、今日はだらだらと一段一段登る。
だって、やる気が出ないんだもん。
せっかくの楽しいデート(?)のはずが、、、。
余計に惨めな気分になった気がするんだ。
一歩通行の好き。
きっと八乙女には、1mmも近づいてなんかない。
それよりも、もっと遠い距離を気づいた気がする。
どうしたらいいのか…
それは私にもよく分からないもの。
A「ハァ……」
ベットに倒れ込んで、考えてみる。
でも不思議と八乙女の笑う顔しか浮かばない。
どうしよう…八乙女に夢中になってる。
こんなのズルい…。
私だって、八乙女を好きにさせたいのに。
何もかも上手くいかないの。
こんなの運命の意地悪よっ。
___コンコン。
誰かが私のお部屋のドアを叩いてる。
召使いかしら?
A「どうぞ〜」
スマホに目を向けて、曖昧な返事をした。
そうしていたのも束の間。
光「せっかく来たのに冷たいなぁ。」
A「や、八乙女―――っ!?」
どうして…。
こうゆう時に限って、八乙女は目の前に現れるんだろうか。
心の準備が出来ないじゃない…。
光「何をそんなに驚いてるの。俺だって一応この家に住んでんだかんね。」
A「分かってるわよ…でも!!声くらいかけなさいよね…っ」
光「へいへい。」
本当に反省してるのかしら…。
A「何か用でもあるの?」
椅子に座ってる八乙女に聞いてみた。
でも、目は合わない。
光「んー、まぁー。」
随分と適当な口ね…。
何なのよ、ハッキリ言ってちょうだい。
A「なに?」
光「ちょっと遊んで欲しくてさ。」
A「え?遊ぶ?」
予想外の言葉に動揺をしてしまった私。
それでも八乙女は、一切表情が変わらなかった。
光「今、寂しいんだよね。だからAが隙間を埋めてくんない?」
A「それどうゆう…」
…え?
ちょっと…待って…。
何が起きてるの?
目の前に八乙女が居て、唇が重なって…る?
状況が把握出来ないんだけど…。
キス…してるの?
光「驚いた?キスってさ、一つの遊びでもあるでしょ?」
ねぇ…待って。
キスは遊びじゃないでしょ…?
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イチゴ姫(プロフ) - とびウオさん» わぁ…ありがとうございます(´;ω;`)更新の頻度はかめペースですが、更新まで待っててくれたら嬉しいです!! (2018年2月12日 20時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
とびウオ - 更新停止中ですが頑張ってください! (2018年2月11日 0時) (レス) id: f7a9038c6f (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 奏さん» そう言ってもらえて、とても嬉しいです(*^^*) (2017年12月26日 16時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - とても続きが気になります! (2017年12月25日 16時) (レス) id: 3c5e03e113 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 白米loveさん» ありがとうございます(≧∇≦*)頑張ります♪ (2017年2月18日 0時) (レス) id: 7f4eaea2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イチゴ姫 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/dbc34ac1beeeb3a2162567a2954f475f
作成日時:2016年7月4日 22時