LoveGame17 ページ17
Aside
さっきは内心ﾄﾞｷﾄﾞｷが止まらなかった。
だって、まさか…元カノさんに鉢合わせしちゃうなんて！？
正直、見た目では私じゃ勝てそうに無いもんなぁ〜…。
でも、それでもこうして。
今でさえも八乙女の隣で歩けてるんだから。
これ以上のワガママなんて、絶対に求められない。
いいの、これで。
光「あ、ここ。入ってみない？」
A「カフェ？」
お洒落なドアの前で立ち止まる八乙女。
それに釣られて私も足を止めた。
へぇ、こんな片隅の街にお洒落なカフェあったんだ！
光「どこに座りたい？」
A「どこでもいいわ！八乙女が座りたい席だったら」
光「なんだよ、それ(笑)答えになってねぇし。」
A「へへっ、」
ダメだ。
これ以上、八乙女に近づいちゃ。
その笑顔から、その綺麗な瞳から。
抜け出せなくなるのは私でしょ…？
光「ん、ここ。日当たりいいから、ぽかぽかだぜ。」
窓側の席に照らされた八乙女の色っぽい横顔。
目が離せなくて、見とれてしまう、、、。
それに気づいた八乙女は、
光「え？なに、俺の顔に何かついてた？」
不思議そうに自分の指を顔に指していた。
A「ううん！本当に温かいわねっ！やるじゃなーい、」
まさか見とれていたなんて、絶対に言えない！！
光「俺コーヒー飲みたい気分。」
A「えっ、ビターの方？砂糖とか入れないの？」
光「うん。俺あんま甘いのは飲まないんだよな。苦めのコーヒーがピンとくる。」
A「へ、へぇ…。わ、私は、ミルクココア！」
光「プッ！」
声に出してケラケラと笑い出すから、私は慌ててメニュー表に顔を隠す。
もぅ…！何よ〜…。
自分は大人の飲み物だからって、ミルクで笑うこと無いじゃんか…。
光「ミルクココアとか、Aらしいな(笑)」
A「ふん、いいもん！いいんだもん！女の子は甘めがいいのっ」
光「へいへい。」
絶対に馬鹿にしてる〜…！
光「よし、今日は俺が奢ってやるから。」
A「え？どうして？」
光「ん？さっきのお返し。」
…っ。
確かに聞こえた。
八乙女の方から。
小さくて微かな声だけど、“嬉しかった”って。
ねぇ…期待させないでよっ。
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イチゴ姫(プロフ) - とびウオさん» わぁ…ありがとうございます(´；ω；｀)更新の頻度はかめペースですが、更新まで待っててくれたら嬉しいです！！ (2018年2月12日 20時) (
レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
とびウオ - 更新停止中ですが頑張ってください！ (2018年2月11日 0時) (レス) id: f7a9038c6f (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 奏さん» そう言ってもらえて、とても嬉しいです(*^^*) (2017年12月26日 16時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - とても続きが気になります！ (2017年12月25日 16時) (レス) id: 3c5e03e113 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 白米loveさん» ありがとうございます(≧∇≦*)頑張ります♪ (2017年2月18日 0時) (レス) id: 7f4eaea2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチゴ姫 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/dbc34ac1beeeb3a2162567a2954f475f
作成日時：2016年7月4日 22時
