LoveGame13 ページ13
Aside
もしも私……八乙女に助けてもらってなかったら…。
どうなってたのかしら。
きっと誘拐されてたよね。
怖くて身動きが取れない状態だったから、助かった…本当に。
感謝しなきゃ。八乙女に。
もう一度、お礼したい。
A「八乙女、」
光「はい？何ですか？」
足が止まってる私に不思議そうな八乙女。
首を傾げるなんて…どれだけ私を振り回すのよ。
八乙女の世界に溺れてしまいそうで、必死に耐えてるのに。
きっと貴方には分からないことよね。
私のことを女として見てくれてる行動が無いもの。
…淋しいわぁ。
片想いって、こうゆうことなのね。
一方的に想うのは悲しいことなのね。
小説の世界でしか見たことがなくて、その感情がイマイチ理解出来なかった。
でも今なら分かる気がするの。
もう、私の負けだわぁ。
この勝負…降参ね。
意外と呆気なかった。
光「どうかされましたか？」
A「助けてくれてありがとう！怖かったから…」
まさか、八乙女に夢中になるなんて。
私自身が１番驚きよ。
光「こうゆうのは執事として助けるのが義務なので。」
A「うん…知ってる。」
ただ執事として助けてくれた、そんなこと。
光「急にどうしたんですか。テンション低いですね。」
A「八乙女の…せい…だもん…」
誰にも聞こえないように小さく呟いた。
でも、何故か八乙女には聞こえていたみたいで。
光「何かしましたっけ？」
なんて返事が返ってくるものだから…。
A「恋のゲーム！私の負けよ…っ。」
答えちゃったじゃない…っ。
馬鹿みたい。
どうせフラれるの分かってるのに…。
このゲーム負けたら、離れて行きそうで…。
涙が勝手に溢れ出てくる。
A「…っ。」
どうして…？どうして…。
八乙女の手は私の頭に乗ってるの？
意味が…分からない。
光「泣くなよ。そんなに悔しい？俺に負けたこと。」
いつの間にか執事じゃない八乙女。
私は必死に首を横にブンブン振った。
光「じゃあ、泣く意味分かんねぇんだけど。」
A「八乙女のことが好きで…好きでたまらないから！」
この好きを隠しとくなんて苦しすぎる…。
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イチゴ姫(プロフ) - とびウオさん» わぁ…ありがとうございます(´；ω；｀)更新の頻度はかめペースですが、更新まで待っててくれたら嬉しいです！！ (2018年2月12日 20時) (
レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
とびウオ - 更新停止中ですが頑張ってください！ (2018年2月11日 0時) (レス) id: f7a9038c6f (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 奏さん» そう言ってもらえて、とても嬉しいです(*^^*) (2017年12月26日 16時) (レス) id: 84705a3c88 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - とても続きが気になります！ (2017年12月25日 16時) (レス) id: 3c5e03e113 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ姫(プロフ) - 白米loveさん» ありがとうございます(≧∇≦*)頑張ります♪ (2017年2月18日 0時) (レス) id: 7f4eaea2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチゴ姫 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/dbc34ac1beeeb3a2162567a2954f475f
作成日時：2016年7月4日 22時
