仲良し家族*6 (ページ44)

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翔Side

雅:「……うわぁ～！！すごい！潤にいちゃん！すごいね！」

潤:「まーのために作ったんだからな！」

テーブルに置かれた山盛りの唐揚げ。
それを目にした雅紀はもう大興奮で。

雅:「ありがと！！潤にいちゃん！」

そう笑顔で潤に抱きつく。

そして、

松:「ほら、食うぞ？」

松兄が雅紀に唐揚げを小皿に取ってやれば、

雅:「とーちゃんは5こね？和にいちゃんも5こ。潤にいちゃんもー、5こでしょ？さとにーちゃんも5こ！……松にいちゃんは……まさとおなじ、3こね？」

そう言って、俺達に取り分けようとしてくれる。

でも……、

松:「あぁっ！ほらいいから！
お前は危なっかしいから、な？あったけーうちに食え？」

和:「まーくん、好きなだけ食べていいんだよ？沢山食べな？」

潤:「まー、ほら？お箸ちゃんと持って…。
自分で好きなだけ食え？」

って、皆に止められてる(笑)

でも、

智:「ふふふっ、雅紀、おいら達にも分けてくれるの？」

智兄だけは、雅紀に小皿を渡して、

雅:「うんっ！みんなで！！
だって、みんなでたべたほうがおいしいもんね～♪」

そう笑顔で話す雅紀を満足そうに見つめていた。