#9 楽しませて 【ヨハネス】 ページ9
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「ねぇ、ちょっと」
なぜ私が御国の店の店番をやらなければ
ならないのか。
全ての不幸は私が朝高校をサボろうとした時から
始まっている
「ちょうど良かった！俺これから用事あるから
A店番よろしく〜」
なんて調子のいいイケメンの言いなりに
なってしまって、自由時間が失われた。
ちくしょう。
『なんですかヨハネスさん。』
しかも、今日に限って頭のおかしい野郎も
いるとか、本当についていない。
「いや〜ちょっとこれ
試しに飲ンでみてくれない？」
『はあ？嫌ですよ。なんでそんな正体不明の
液体を摂取しないといけないんですか
自分で試したらどうです？』
「君ってほンとにあたり方強いよね。
まあまあ、騙されたと思って1口飲ンでみなって。」
ジリジリと距離を詰めてくるこの男は
吸血鬼を専門とした学者であり
何故か御国の店に居候しているのである。
『嫌ですよ、この前だってそうやって飲んだら
声が異常に高くなって困ったんですから』
「今回はなンともないってば！」
『えー』
引き下がらないな。
だけど、その液体は一見普通の水である。
どうせ変な作用が入っているんだろうけど。
『あ、いいこと思いつきました。
じゃあヨハネスさんも飲んでください。
それならいいですよ』
「ほンと？言ったね？」
『はい。私に二言はありません』
すると、だ。
全て中止すると踏んでいたのだが、なんと
ヨハネスさんはそのビーカーの半分まで
飲み干した。
「はい。君の番」
そして、それを私に突き出す。
うーん。今のところ彼に異常は見られないけど…
『…』
約束は約束だ。意を決してビーカーのふちに
口をつける。
口内に広がった甘いそれを、一気に押し込んだ。
「味はどう？」
『…砂糖湯…？
みたいな、ちょっと甘い感じですね』
「だよね。実はこれ生物学上の雌の性を
司る生き物にしか効かない薬品なンだ。」
『…へ？』
ヨハネスさんの、メガネが反射した。
「そろそろ下腹部に熱を感じるころなンじゃ
ないかな？」
言われてみれば
なんだか、体の中が疼くような熱さを感じる。
「ねぇ、A。
どう？今どンな感じ？」
『んっ…！やめ…！』
ヨハネスさんの指が私の唇をなぞる
そして、耳元では彼の熱い吐息が嫌でもあたって
ぞくりと体を縮めた。
「まあ俗に言う…大人のおクスリってやつ？
Aに使ってみたかったンだよ
さあほら。みくみくが帰るまで
俺を楽しませて？」
.
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えりんぎ※息を吸う(プロフ) - アオリ†ホタルさん» ヲゥェンバォンガァアまじですかもうほんと好きですありがとうございます……やっぱり刺激の強いものを好む方が多いようですね。まあ、夢小説なんてそういうものを求めるような場所ですからね……！！めっさ頑張らせていただきますううう (2019年2月1日 6時) (
レス) id: 5e55bdde31 (このIDを非表示/違反報告)
アオリ†ホタル - 個人的にはリリイのが一番好きですねー!!もちろん皆好きですが! えりんぎ※息を吸う さんの書かれる物語はいつも楽しく読ませていただいてます!これからも頑張ってください! (2019年2月1日 0時) (レス) id: f7b53a9dbf (このIDを非表示/違反報告)
はにかん - いつものも好きですけど、イチャイチャも好きです…(＜●＞＜●＞) (2019年1月31日 21時) (レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎ※息を吸う(プロフ) - はにかんさん» ( 'ω')ふぁっ やはり私の作品にはいちゃいちゃが足りなかったのだな……ありがとうございますう これからもっとハアハアして頂こう…… (2019年1月31日 7時) (レス) id: 5e55bdde31 (このIDを非表示/違反報告)
はにかん - ちょ、ちょっと待って!!ちょっと待ってください!!えりんぎさん!! …スゥ…ハァ……みんな可愛くないですか?私、可愛い過ぎて死にそうです…!! (2019年1月31日 0時) (レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えりんぎ※息を吸う | 作成日時：2019年1月30日 20時
