私と16人の兄弟！！

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「食べれるだけ食べな？」


壱馬「うん」





まだ中1なのに、お姉ちゃんに、家族に迷惑かけないようにっていっつも我慢しちゃう壱馬




インフルのときくらい甘えていいのに…









2人が完食しても、まだ壱馬はゆっくりと口にお粥を運んでいる




翔吾「俺と北ちゃん、寝室行ってるね」



「うん、安静にしててね？」



北人「わかってるって！」





壱馬と二人きり



よし、








「壱馬？もう食べれないなら片付けしよっか」


壱馬「…でも、お姉ちゃんが作ってくれたから…」



どんどん語尾が小さくなって、最後の方は聞こえなかったけどきっと、残しちゃうともったいないとか思ってるんだろうな、笑


「壱馬？

壱馬は残しちゃうとお姉ちゃんに申し訳ないとか思ってるのかもしれないけど、私は壱馬が元気なのが1番なんだからね？？

無理して食べなくていいんだよ」



少し沈黙が流れたけど、



壱馬「……わかった

ありがとう、美味しかった。

ごちそうさまでした」



って。きちんと手を合わせてごちそうさまをしてくれた




「よし！

壱馬も寝室行く？」



何にも反応しない壱馬



「壱馬…？」



壱馬「…………ワガママ言ってもええ？









お姉ちゃんのそばにいたい」





甘えたモードになると関西弁が出る壱馬





「もちろん！」



そう言うと2人でソファに座ってテレビをぼーっと見ていた




本当は洗濯とか色々やりたいことはあるけれど、壱馬が甘えたなんだもん



今は壱馬のそばにいてあげなきゃ









壱馬「…お姉ちゃん？





いつもありがとう」






突然の言葉にびっくりしたけど、とっても嬉しかった




「どういたしまして！

もっと頼っていいんだからね？笑」



壱馬「…ﾌﾌｯ、うん




じゃあ、1つええ？？」







「なあに？」



壱馬「もうちょっとだけ、そばにいて？」



「いいよ」



頭を撫でてあげると、安心したように目を閉じて、スースーと寝息をたてながら寝てしまった






相当辛いだろうなぁ、(汗)









しっかり者だけど、やっぱりまだまだ子供な壱馬でした








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リクエストありがとうございます！まだ続きます！







作者、4月から受験生で携帯を触れる時間が少なくなりそうです(*＿*)



更新遅めになることがあるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします！

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