154話 部屋 ページ7
〜in 部屋〜
私とグランは、私が前使っていた部屋へと来た
ｸﾞﾗﾝ「ここがスカイの部屋だよ。前と何も変わってないから。覚えてると思うけど、オレの部屋は横だから。何かあったら言ってね」
それだけ言ってグランは部屋を出ていった
部屋は前に使っていた時と何も変わっていない……
机……
棚……
イス……
ベッド……
あの時のままだ……
A「…………ﾊｧｰ」
私はベッドへと横になる
A「みんな、今頃何してるのかな……」
思い出すのは雷門のみんな……
私はグラン達を止めるために雷門のみんなと戦ってきた……
でも、今の私はみんなの敵…………
A「どうすれば……」
私の言葉は誰にも聞かれることなく消える……
そして、私は重くなったまぶたを閉じる……
〜とある部屋〜
この部屋にはオレとバーン、ガゼルの3人がいる
それぞれにスポットライトが当たっている……
ﾊﾞｰﾝ「おもしろかったか？グラン｣
ｸﾞﾗﾝ「何の事だい？」
ﾊﾞｰﾝ「とぼけちゃってよ……」
ｶﾞｾﾞﾙ「雷門とやり合ったみたいだね…………"ザ･ジェネシス"の名のもとに……」
ｸﾞﾗﾝ「あれはただのお遊びさ」
ｶﾞｾﾞﾙ「ほぉ……」
ｸﾞﾗﾝ「興味深いとは思わないか？雷門イレブンは…………特に円堂守……彼はおもしろい」
ﾊﾞｰﾝ「軽くひねり潰した相手がか？」
ｸﾞﾗﾝ「ﾌｯ!キミも戦えば分かるさ」
ｶﾞｾﾞﾙ「確かに今はキミ達ガイアが栄光あるジェネシスの地位に付いているが油断はしない方がいい」
ｸﾞﾗﾝ「忠告として聞いておこう」
ﾊﾞｰﾝ「ﾌｯ!すぐにオレ達"プロミネンス"がその座を奪ってやるぜ」
ｶﾞｾﾞﾙ「それはどうかな？我々"ダイアモンドダスト"も引き下がるつもりはないよ」
ﾊﾞｰﾝ「…………ﾌｯ!円堂守……」
バーンが何かを企んでいるようだった……
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作者名：桜舞姫 | 作成日時：2016年8月21日 19時
