戦う少女 4【エイリア学園】 (ページ38)

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185話雷門VS.ジェネシス 5 ページ38

ボールを豪炎寺くんが取りに行く
そして…………

吹雪「うわっ！！」

吹雪くんにボールを思いっきり蹴り、吹雪くんの腹部へ当たり吹き飛ばされた

吹雪「っ……！豪炎寺君？」

吹雪くんは腹を抑えながら豪炎寺くんを見る

豪炎寺「本気のプレイで失敗するならいい……だがやる気の無いプレイは絶対許さない！！お前には聞こえないのか、あの声が！！」

吹雪「え……声？」

吹雪くんは意味を理解出来ないまま、試合は続行される

私からのスローインでコーマへパス、そしてウィーズからウルビダへ

ウルビダはそのまま攻め上がっていく

ウィーズへパスかと思いきや、それはフェイントでグランへパス

ｸﾞﾗﾝ「流星ブレード！！」

塔･木･綱「「パーフェクト･タワー」」

3人のDFは砕かれてしまう
そこへ……

円堂「メガトンヘッド！！負けるか！いっけぇ！！」

円堂くんが防ぐ

ｸﾞﾗﾝ「！？」

雷門「「吹雪！！」」

吹雪くんへとボールが渡る

吹雪「ﾊｯ!…………聞こえる…………ボールからみんなの声が…………みんなの思いが込められたボール…………みんなの！(暗闇からボクを救ってくれる声が…………)｣

吹雪くんへコーマとクィールがスライディングをする
だが、ボールを持ったまま大きくジャンプする

吹雪(そういうことだったんだね…………父さん、完璧になるっていうのはボクがアツヤになることじゃない…………仲間と一緒に戦うこと…………一つになることなんだ！！)

ｱﾂﾔ(そうだ！兄貴はもう1人じゃない！)

吹雪くんは首に巻いていたマフラーを外す

A「(やっと、分かってくれたんだね…………"完璧"の本当の意味を……)…………ﾌｯ!｣(微笑

私は小さく微笑む

円堂「吹雪？」

吹雪くんは豪炎寺と並んで攻め上がってくる

ゾーハンとハウザーが立ち塞がるが、豪炎寺にパスをする

そして、2人の間をすり抜けパスを貰う

ｳﾙﾋﾞﾀﾞ「速い！今までの動きとは全く違う！！」

吹雪「これが完璧になる事の答えだ！！

ウルフレジェンド！！」

吹雪くんが新必殺技を放つ

ﾈﾛ「プロキオンネット！！何！？」

角間「ゴール！吹雪の新必殺技が炸裂！同点だ！！」

円堂「やった！！」

吹雪「！ありがと、豪炎寺くん」

円堂「すごいぜ！吹雪！！」

雷門のみんなが吹雪くんの元へ集まる