100話 親子 ページ2
A(この親子、素直じゃないな…………でも、羨ましい……)
一ノ瀬「じゃあ、オレ達もこの辺で……」
私と一ノ瀬くんも店を出ていこうとするが……
ﾘｶ「ダーリンとマイシスターは行かんでええの！」
リカさんは私と一ノ瀬を掴む
一･貴「「ダーリン！？/マイシスター！？」」
ﾘｶ「せっかく大阪来たんやったら、お好み焼きくらい食べていかなぁ！ウチがメッチャ美味しいお好み焼き作ったるから！」
一ノ瀬「いや、でもお腹空いてないし……」
ﾘｶ「そんな。遠慮せんでもええやん」
A「いや、遠慮してるわけじゃ……」
突然、私と一ノ瀬くんを自分の方へ向かせる
ﾘｶ「作ったる言うてんねんから、食ってったらええやろ！」(怒
一･貴「「ｳｩ！/ﾋｯ！」」
リカさんの顔がものすごーく怖かった
ﾘｶ「なぁ！」
そして、またニコニコ顔に戻った
一･貴「「は、はい……」」
私たちは仕方なくお好み焼きを食べることになった
〜数分後〜
ﾘｶ「ほーら！出来たで！リカの特製"ラブラブ焼き"と"メロメロ焼き"や！」
一ノ瀬くんのラブラブ焼きと呼ばれた、お好み焼きには大きな伊勢エビが…………
私のメロメロ焼きと呼ばれたお好み焼き、には大きなイカがのっていた……
ﾘｶ「さっ！食べてみて！遠慮せんとほらぁ！！｣
私と一ノ瀬くんは顔を見合わせる
一ノ瀬「う、うん……」
まずは一ノ瀬くんがお好み焼きを食べた
一ノ瀬「！美味しい！！こんな美味しいお好み焼き食べた事ないよ！！」
ﾘｶ「せやろ〜！どんどん食べてな！ほら！マイシスターも！！」
A「い、頂きます……」
私はお好み焼きを1口食べる
A「ホントだ！美味しい！！」
私たちはお好み焼きを食べ進める
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作者名：桜舞姫 | 作成日時：2016年8月18日 18時
