戦う少女 2【エイリア学園】 (ページ39)

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87話雷門VS.真･帝国 3 ページ39

角間「先制された雷門、鬼道のドリブルで反撃開始だ！！」

鬼道「(1号を改良して、威力は落ちるが三人で打つことで負担を減らし、使える技にしたのが2号……！)

……思い出せ！これが本当の皇帝ペンギンだ！！｣

鬼道くんが親指と人差し指を口元に咥え、指笛を鳴らす

鬼道「皇帝ペンギンッ！！」

一･染「「2号！！」」

皇帝ペンギン2号は真･帝国学園のゴールへと向かっていく

源田「ビーストファング！！」

鬼道「なっ！？」

源田「うぉぉおおおおっ！！」

ﾊﾞｼｯ!!

源田くんがシュートを止める

しかし、悲鳴を上げながら倒れ込む

源田「ぐ、うぉぉおおお……！！」

鬼道「まさか、ビーストファングまで……！」

染岡「鬼道……ひょっとして、今の技も……!」

鬼道「あぁビーストファングだ……皇帝ペンギン1号と共に
封印された、禁断の技だ……！」

また、雷門に衝撃が走る。

染岡「ってことはビーストファングも同じく、体を破壊する技……！」

鬼道「……源田にあの技を出させるな……！」

塔子「シュートを打つな、ってことだな……？」

佐久間くんと源田くんはすでに息を上げている……

木暮「あいつ等……サッカーにそこまで命かけるなんて……」

不動「佐久間！！」

吹雪くんが佐久間くんのマークにつき、一ノ瀬くんがボールをカットする

一ノ瀬「渡すわけには行かないよ！！」

吹雪「君が壊れるところを見たくない！」

佐久間「ｸｯ……!!」

一之瀬くんは、前線の染岡くんにパスを出す

染岡くんがシュートを打とうとするが源田くんがビーストファングの構えをしていて、打てなかった……
そこで、風丸くんにパスを出すが取られてしまう

秋「佐久間くんにボールを渡さないのは良いけれど……」

夏未「シュートを打てなくては、勝てない……！」

春奈「……二人の選手生命を守るためだけど……これじゃ試合にならないです……」

A「ｸｯ……!!」

不動にパスが渡り、ノーマルシュートを打ち込んだ

円堂「ゴッドハンドッ!!」

円堂くんがボールを止めるが、弾かれ土門くんのところへ…… それを外へ出した

ﾋﾟｨｰ!!

不動「ちっ！」

円堂「全然ダメージが抜けない！」

佐久間「はぁ、はぁッ……」

鬼道「っ……！目を覚ませ！自分の体を犠牲にした勝利に、何の価値がある！？佐久間！源田！！」

後ろを振り返り、ゴール前の源田くんにも言う