86話 雷門VS.真･帝国 2 ページ38
不動「おおっ！素晴らしい！！」
円堂「体中が痛いっ……！こんなシュート初めてだ……！！」
佐久間「っはぁ、はぁ……！！」
鬼道「佐久間、お前っ……何故……！」
佐久間「ﾌｯ、見たか鬼道！俺の皇帝ペンギン1号！！」
鬼道「二度と打つな！あれは禁断の技だ！！」
その言葉に雷門の全員が驚きを隠せない
佐久間「怖いのか……？俺如きに追い抜かれるのが……！」
鬼道「違う！分からないのか！？このままではお前の体が……！」
佐久間「……敗北に価値はない……勝利の為なら……俺は何度でも打つ！」
笑みを浮かべたまま、佐久間くんはポジションへと戻っていく
鬼道「佐久間……ｸｯ!!」
鬼道くんは影山がいるでいあろう場所を睨みつける
円堂「鬼道！禁断の技って……どういう意味だ？それに"2度と打つな"って……」
鬼道「皇帝ペンギン1号は影山零治が考案したシュート……恐ろしいほどの威力を持つ反面、全身の筋肉は悲鳴を上げ、激痛が走る……
……体にかかる負担があまりにも大きいため、二度と使用しない“禁断の技”として封印された……あの技を打つのは一試合に2回が限界！3回目は……」
円堂「2度とサッカーが出来なくなるということか……」
円堂くんも察したらしい……
円堂「ｳｯ……!!」
鬼道「円堂！お前ももう一度まともに受けたら立っていられなくなる！！」
A「そんな……！」
鬼道「この試合の作戦が決まった！……佐久間にボールを渡すな！！」
円堂「……うん！」
一ノ瀬「その作戦、大賛成だ！目の前でそんな最悪な光景は見たくない」
吹雪「僕もDFに入るよ」
鬼道「一ノ瀬、吹雪……佐久間のマークは頼む」
ﾋﾟｨｰ!!
試合が開始された
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作者名：桜舞姫 | 作成日時：2016年8月15日 21時
