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「 だから、仲良くしろって言っただろA 」
『 .. 』
昨夜の乙骨への態度はすぐに担任の五条にへと情報が回り、後日、呼び出されるA。
チッと軽く舌打ちをし、不満気な顔を見せる。
「 会ってまだ、一日しか経ってないのに勝手に印象を決めるのは良くないよ。話せばいい子なんだからさ。 」
『 そうですね。私は興味ないので。 』
「 そう言わないの。ちゃんと話して交流を深めなきゃ。これから同じく過ごす仲間だろ、A。 」
『 私は仲間になったつもりはないです。他の方達に任せるつもりなので。 』
頑なに乙骨を受け入れようとしないA。
その理由は単純で子供のような言い訳だった。
『 被害者ヅラして、びくびく生きてる人間なんて
早く、消えればいいのに。 』
ぷつぷつと湧き上がる感情。乙骨という存在を見る度に私の中はぐちゃぐちゃにかき乱されていく。
「 はぁ.. お前が誰かを恨む気持ちは分かるとは言わないけど、冗談でも二度とそんなこというなA。」
普段は優しい、五条。
Aの一言で変わる喋り方はまだ、学生だった頃の時を思い出す。
俯くAの頭を撫でて、気を落ち着かせる。
『 じゃあ、どうしろっていうんですか。 』
この先、嫌でも乙骨には会う。
その度にどんな顔をして、何を話せばいいの。
「 慣れる方法なら、一つだけあるよ。」
『 ..? 』
何が?と不思議な顔をするAに対してにやりと笑みを浮かべる五条。
同時に二人きりしか居なかった部屋の扉が誰かによって開けられる。
「 あの、ここで合ってますか..?」
『 ..うわ.. 』
「 こら、そんな顔しない。 」
乙骨が入ってきて、嫌な顔をするAの頭を今度は軽く叩いた。
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ナミ - コメント失礼します!すごく面白いです!続きが気になります!更新頑張ってください(^^) (2023年3月21日 17時) (レス) @page13 id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
馬鹿です - 面白いです!更新待ってます! (2022年4月9日 20時) (レス) @page11 id: ae233b0539 (このIDを非表示/違反報告)
天乃(プロフ) - はじめまして!とても面白くて読みやすくて最高です(TT)更新待ってます☺️ (2022年4月7日 0時) (レス) id: 0d8f1d3fb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(´・_・`) | 作成日時:2022年4月1日 20時