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「そう……」
TH「うん」
俺の幼稚な気持ちを悟ったのか、これ以上Aは何も聞かないし詮索しなかった。
本当はあいつと行きたかったらどうしよう……
そんな考えが頭をよぎる。
TH「手伝ってくれてありがとう」
「ううん。私２、３冊しか持ってないけどㅋㅋㅋ」
そう、にこって笑うA。
決して女の子らしい微笑みとかじゃないけど、この笑顔を見ると、どこか安心する俺がいた。
TH「あのさ、本当はイムと行きたかった？」
だから、強引に引き止めてしまった不安が募る。
「んー。別に、仲良くないし普通。
でも、嬉しかったのは本音」
TH「え？」
「テヒョンが引き止めてくれて嬉しかった。
テヒョンだからだよ？」
心臓が高鳴るってこう言う事なのか。
Aはあざとい。天然なのがまたあざとい。
こんなだから他の男に誘われるんだ。
TH「そういう事、男の前で言わない方がいーよ」
「え？」
TH「勘違いするから」
自分でも恥ずかしくなって歩く足を速める。
待ってと言いながらトコトコ歩くA。
一層、この子を守りたい気持ちが強まった。
TH「送ってく」
校門を出て、少し歩いたところでそう言う。
「いいのに。でもありがと」
そういうAの顔は嬉しそうで、またもや俺は勘違いしそうになる。
「あっ、ねぇねぇ！行きたいとこあるんだけど」
そう言われ、腕を引かれながらついた先は……
TH「ゲーセン？」
駅前のゲーセン。
「うん！」
また、Aが眩しく笑う。
太陽と同じくらい。
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Kojima-Yurina - 凄く良いお話ですね‼︎続き楽しみにしています!頑張って下さい‼︎ (2022年8月20日 10時) (
レス) @page34 id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
チムチム - いえ、大丈夫です笑とても感動してますww (2020年2月10日 22時) (レス) id: ad6e6d10f3 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - チムチムさん» お待たせしてごめんなさい！コメントありがとうございます！ (2020年2月8日 21時) (レス) id: 43f52ed149 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - チムチムが好きな白いライオンさん» すみません、やっと更新しました！ (2020年2月8日 21時) (レス) id: 43f52ed149 (このIDを非表示/違反報告)
チムチム - もう辞めたんですか？辞めてなければ、更新お願いします。とても感動しました (2020年2月7日 23時) (レス) id: ad6e6d10f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ | 作成日時：2018年7月29日 6時
