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TH「効き目……？おい、どういう事だ」
HY「この花。見たことあるっしょ？」
ヒョアが制服の胸ポケットから出したのは、折りたたまれた10センチ位の、怪しく光る紫色の花。
TH「確か、ジョングギが……」
飲んで、そんで記憶がぶっ飛んで……
TH「はっ。なるほどな」
分かったよ。全部
TH「その花、俺ら吸血鬼達に飲ませたんだろ？そんで記憶を操作した。違うか？」
HY「ピンポーン〜でも効き目薄かったわ。こんな早く思い出されるとわね」
騙されてたんだ。俺達は。
全員こいつの存在を、記憶に刷り込まされてたんだ……！
TH「お前……っ誰だ！誰なんだよ！？」
HY「ふふっ。じゃあ見せてあげるねっ」
そういいヒョアは、胸元に光るネックレスをひきちぎった。
その瞬間、全てが変わった──
───────────────────
JKside
JK「なんてこった……」
なんなんだここは……
そこには、俺たちの知らない光景が広がっていた。
最後、あの戦いの後故郷を去った時は多少木々は枯れていたが、こんなもんじゃない。
今、目の前にあるのは完全に枯れきり、棘と化した木たち……足元に咲く花は時々火を吹き出す。
空は燃えるように赤く、化け物みたいな鳥達が飛んで……
JM「あ、あれ」
ヒョンが震えながら差したそこには、見た事のない程の量の魔幻獣達と
HS「もしかして、あれが魔幻石！？」
魔幻獣達の間から、微かに見える紫色の光……
NJ「間違いない。あれが魔幻石だ」
SJ「あれを消滅させれば、全てが終わる……」
JM「そんなこと言ったって、あんな量の魔幻獣達を……？」
「て、テヒョンは……？」
見渡す限り、テヒョニヒョンの姿はない。あの女も。
YG「まぁ、やるっきゃねぇだろ」
JK「ですね」
HS「やるって、まさか……えぇ！？」
NJ「俺達だけで！？テヒョンなしで！？」
SJ「ゴタゴタ言ってらんない。俺たちでやろう」
JM「まぁ溜まってたし。久しぶりに暴れるか」
「じゃあ、私はテヒョンを探しに…」
駆け出そうとしたヌナの手を、パシッと掴む。
JK「ダメだ。ヌナはただでさえ狙われやすいんだから。俺達が倒し終えるまで、どこか安全な場所に居て」
「で、でも……」
JK「お願い」
「わ、分かった。…絶対、戻ってきてね？」
俺の袖をつかむヌナに、不覚にもときめいてしまった。
JK「じゃあ行きますかっ」
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Kojima-Yurina - 凄く良いお話ですね‼︎続き楽しみにしています!頑張って下さい‼︎ (2022年8月20日 10時) (
レス) @page34 id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
チムチム - いえ、大丈夫です笑とても感動してますww (2020年2月10日 22時) (レス) id: ad6e6d10f3 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - チムチムさん» お待たせしてごめんなさい！コメントありがとうございます！ (2020年2月8日 21時) (レス) id: 43f52ed149 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - チムチムが好きな白いライオンさん» すみません、やっと更新しました！ (2020年2月8日 21時) (レス) id: 43f52ed149 (このIDを非表示/違反報告)
チムチム - もう辞めたんですか？辞めてなければ、更新お願いします。とても感動しました (2020年2月7日 23時) (レス) id: ad6e6d10f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ | 作成日時：2018年7月29日 6時
