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友達「令またねー」



『ばいばーい!』



あれからまた何週間か経つ

あ、時の流れが早いとか言わないで♡



前より頻度は落ちたけどたまに机に一言書いてある時がある



その度私はあの日の彼が椅子にもすわらず立ったまま腰をおって書いているのを思い出す



『(かわいいな…なんて)』



顔も知らない名前も知らない声すらも聞いたことない君が少し気になってる私は



熱しやすい女ですね



きっと冷めやすいのかな



いつか君と顔を合わせて話せたら_____








『ッ!寝てた!』



当たりを見渡すともう真っ暗



幸いまだ部活の活動中なので施錠はされていない



『良かった…』



私は身なりを整えて黒板の上に置かれている時計を見る



『え、まだ5時前じゃん』



『(珍しく暗い…そうか、今日雨だ早く帰らなきゃ)』



私は空いていた窓を占める



その時学校の外を歩いていたその人を見て私は何故か何も考えず無我夢中で走り出す

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作者名: | 作成日時:2020年9月20日 16時

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