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「水沢さん……」
水沢「なんでしょう」
「30分で帰っていいですか?」
水沢「何故ですか?……呼ばれました?」
「いや、呼ばれてない。ただ……」
水沢「ただ?」
「せっかくの打ち上げに部外者は必要無いと思う。」
水沢「……」
「だから、ある程度経ったら帰る。」
水沢「かしこまりました。」

着いた場所は個室居酒屋。
乾杯して談笑。
しかし、気を使われてるのモロバレ。
警戒して近づいてこない人、私の存在を無視して楽しむ人たち、気を使い話を降ってくる人、そして、何か言いたそうにこっちをチラチラ見る佐久間さん。
少し時間が経つと、水沢さんが声をかけてくれて、退室した。
見送りは断った。
部屋に帰るまで無言。でも、水沢さんの運転は好きだ。なんか安心する。
あと、何故か部屋に入るまで見送らる。多分姫乃のからの連絡が来るのが心配なのかも……

ピロン
佐久間《(・Д・)??》
……めっちゃ困惑してるスタンプだけが送られてきた。
どう返信すれば……んー……わかんないから放置かな……

ピロン
佐久間《Aちゃーん!なんで言ってくれなかったのー?》
《何をですか?》
佐久間《今日の事ー!》
《だから手伝いですよ?》
佐久間《……Aちゃんって実は凄い人?》
《私はそんなでも無いです。凄いのはお爺様》
佐久間《へー……》

水沢「……A様?」
「あぁ、違います。姫乃じゃない。」
水沢さんは携帯を見て吃驚。
水沢「そちらの携帯は……」
「ん?あぁ……咄嗟にこっちを教えてしまって……」
水沢「そうですか……因みにどなたかお伺いしても?」
「……佐久間大介さんです。」
水沢「佐久間様……先程の?」
「はい。ピンク頭の」
水沢「左様ですか。」
「あ、でも、悪い人では無いの。何もなしい、LINEだけ!」
慌てて釈明したけど、
水沢「大丈夫ですよ。ただ、総帥には……」
「はい。でも、本当に悪い人じゃないの……」
水沢「わかってますよ。先程のLINE楽しそうでしたから。」
「えっ……そうかな……」
水沢「はい。……では、これにて失礼します。」
「はい。おやすみなさい。」
水沢「おやすみなさいませ。」

水沢さんは帰っていった。
冷蔵庫からオレンジジュースを出して飲む。
スッキリしたい時はオレンジジュース。
多分近々お爺様のお呼び出しがあるはずだ。
寡黙で怖い雰囲気のお爺様は苦手……笑顔なんて見た事ない。
水沢さんはそんなことないって言うけど……

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黒茶(プロフ) - 糸山露子さん» ありがとうございます!突発的にまた書くかもしれませんので、その時はよろしくお願いします! (8月9日 8時) (レス) id: d7cdf50535 (このIDを非表示/違反報告)
糸山露子(プロフ) - このお話しの続編が読みたいです。更新お願いいたします (8月9日 7時) (レス) @page10 id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒茶 | 作成日時:2023年6月17日 22時

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