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〜LIVE当日〜
当然の様に朝から呼び出され送迎。
勿論会った瞬間お腹に1発入れられた。初日分らしい……
姫乃「A〜、ちょーだい！」
「……」
無言で財布を渡す。
姫乃「ちょっとしか入ってないじゃーん！」
一緒に行く2人も同じ感じ。なんならこのふたりとは初対面だが、姫乃の態度で私を下に見てきた。
姫乃は財布の中から札を抜き取り投げてきた。
LIVE会場まで連れていき帰りまでの時間つぶし。
帰りたいけど、待ってないとまた殴られるのもやだし……
久々に散歩でもしようかな……
人気の居ない方に歩いていくと川があった。橋から覗いてると……
？「危ないっ！」
腕を掴まれた。振り返ると……季節外れの桜？
「……誰？」
？「死んじゃダメだよ！」
「……死なない。」
？「あ……そうなの？」
「……」ｺｸﾝ
？「なーんだぁ……思い詰めてる顔したから心配した」ﾎｯ
どこかで見た事あるような……ないような……
思い出せないと言う事は知り合いでは無いのだろう。
？「んー……えっと、名前は？」
「……」
？「あ、俺は大介！佐久間大介！名前は？」
「……A」
佐久間「Aちゃんね！」
目が無くなるほどの笑顔。眩しい……
すると佐久間さんの携帯がなり
佐久間「あっ！やべぇ！時間！」
携帯を見ながら焦りだし……
佐久間「……Aちゃん！もし良かったら連絡先とか……」
「……」
佐久間「ダメ？」
確実に年上なのに可愛い……
「……返信が遅くても良いなら……」
佐久間「良いよ！大丈夫！やったー！」
そして私のプライベート携帯に3人目の連絡先が加わった。(姫乃が知ってるのは仕事用)
佐久間「じゃーまた連絡する！」
「……はい」
佐久間さんは少し悲しそうに
佐久間「あっ！これ借りるね！また会った時返すから！」
と、被っていた帽子を取って走っていった。
その背中を見ながら……何で見たことあったんだろう……と思っていた。
帽子は……まぁいっか。……来た道を帰ると、今回のLIVEグッツ売り場の近く。
「……あ」
そこには先程会った佐久間さんの団扇……SnowManだったんだ……
先程始まったのだろう。来た時にはいっぱいだった人がもうチラホラ。
会場を見てる人、グッツを買って帰る人。なんか、居たたまれなくなって車で待つことにした。
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黒茶(プロフ) - 糸山露子さん» ありがとうございます！突発的にまた書くかもしれませんので、その時はよろしくお願いします！ (8月9日 8時) (
レス) id: d7cdf50535 (このIDを非表示/違反報告)
糸山露子(プロフ) - このお話しの続編が読みたいです。更新お願いいたします (8月9日 7時) (レス) @page10 id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒茶 | 作成日時：2023年6月17日 22時
