想い ページ9
目黒「……俺、この仕事大好きだし、これからもっともっと頑張りたいと思ってるんだけど…だけど……だけど…女の子が怖いんだ……」
「……」
目黒「宇宙sixからSnowManに選ばれて…ファンの子達が急に怖くなって……アンチとか、心無いファンレターとか……」
下を向き手を跡が付きそうなぐらい強く握る
私はそっと手を出したけど…女性嫌なんだっけ……
「…なら……交代しなきゃね!」
目黒「違っ!」
「大丈夫!明日には別の人だよ!」
目黒「違うから!」
パシッと手が握られ
「蓮くん!?」
目黒「Aは違うから……別の人は嫌…」
「でも…」
目黒「昨日会ったばっかりだし…俺もなんで?って思ったんだけど……Aがそばに居るの全然嫌じゃなくて……」
手をにぎにぎしてきて…
目黒「Aがいい。
Aじゃないと嫌。」
「蓮くん…」
目黒「A……いい?」
だんだん顔が近づいてきて…
「……任務中なので」
蓮くんの口に手を当てニコッとするとちょっと不服そうに…
目黒「意地悪…」
「フフフッ…お風呂入っておいで。」
目黒「……りょーかい。」
蓮くんがお風呂に入るのを見届け、ほかの同僚達との報告を聞く
やはり不審人物が居るみたい…
マンション入口に数人居るみたいで、部屋の電気が着くのを見てる人がいるって言ってた…
そもそも…なんで、部屋の位置を知ってるんだろ……
滝沢様にも知らせ、今日はもう休む事にする…
部屋を出ようとすると…
目黒「どこ行くの?」
「蓮くんの部屋ー」
目黒「なんで?荷物全部こっちあるよ?」
「居るよー?って教えるため!」
目黒「…大丈夫?」
「大丈夫!寝ててね!」
目黒「……うん。」
「おやすみー!」
ヒラヒラと手を振って隣の蓮くんの部屋へ
昨日と変わりがないかと確認していく…
ちなみにカメラと盗聴器は全部回収済み
犯人はそれに気づき来ると思ったのになぁ…
部屋に戻ると蓮くんはソファで寝てた…
寝室の扉を開け蓮くんを抱き上げ(俗に言うお姫様抱っこ)ベットに寝さす
布団をかけると少し眉間にシワがよったので
頭を撫でるとまた寝た…
私は蓮くんが完全に寝たのを確認して
お風呂と事務作業を終わらせ少しの睡眠を取った
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作者名:黒茶 | 作成日時:2024年1月7日 13時