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レッスン終わりに滝沢様のところへ蓮くんと行く

滝沢「目黒はどうしたい?」
目黒「…俺は……」
滝沢「引っ越すか、このままか」
目黒「……」
蓮くんはこちらをちらっと見てきた…
たぶん私に聞かれたくないのかな?と思い
「…外に居ます。」
部屋を出ようとすると、手を捕まれ
目黒「Aが……Aがいいなら……昨日のとこがいい…です。」
「……え?」
目黒「ダメ?」
…ダメ?って……昨日のとこって私の家……?
滝沢「……真守さんは?」
困ったように見てくる2人…そんな目で見れたら……
「……大丈夫…です。」
と、言うしかない……仕事だし……。

部屋から出て、車でマンションに帰る。
玄関で別の同僚に車を預け部屋へ

蓮くんのポストには何も無かったみたい。

部屋ではこれからのことを話さないといけない
「……まずは、ルールでも決める?」
目黒「ルール?」
「仕事上今の状態だけど、プライベートや1人の空間も欲しいでしょ?」
目黒「あ…」
「とりあえず蓮くんはこの部屋(1番大きな部屋)と、こっち(寝室)を自由に使ってもらって大丈夫だから!防音にもなってるし!」
目黒「Aは?」
「私はこの部屋(玄関から1番近い小さな部屋)」
目黒「え?」
「もともとこの部屋しか使う予定無かったし…」
目黒「それであんなに綺麗だったの?」
「そうそう!基本蓮くんの近くにいるし…部屋は寝るか着替えるくらいしか使わないし…」
目黒「じゃぁ…なんでこんな広い部屋借りたの?」
「?もしかしたら匿ったりしないといけないかもしれないじゃん?…まぁ、初日からとは思わなかったけど!」
目黒「……ごめん」
「大丈夫!蓮くんの不安を取り除くのも私の仕事!」

目黒「……後で聞いてくれる?」
「わかった!…じゃぁ…ご飯先にする?」
目黒「うん!」
「何食べたい?」
目黒「作ってくれんの!?」
「うん。凝ったものは出来ないけど…」
目黒「グラタンが一番好き!」
「じゃぁグラタンにしようか!」
お風呂のスイッチを入れて、ご飯を作り出す


ご飯はニコニコしながら食べてて、お互いお風呂も済ました。
そろそろかな…と思いながらソファに座る神妙な顔をした蓮くんの言葉を待った。

想い→←朝から重い空気です。



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作者名:黒茶 | 作成日時:2024年1月7日 13時

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