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部屋を出てすぐ隣の部屋に入る
目黒「ここは?」
「私の部屋。一時的だけど。」
目黒「隣?」
「そう。いつでも呼ばれてもいいように。」
中に入りソファに座らせ、コーヒーを出す
「話せる?」
目黒「……見たことないタップがあった。」
「どこに?」
目黒「玄関と……寝室」
「ってことは合鍵作ってあるかもね…」
んー……多分犯人は複数人いると思うけど……
ただ…家の中まではいられるとなるとなぁ……
「とりあえず、今日はここに泊まって、明日滝沢様に報告しよう。引越しになるかもだけど…」
目黒「でも…」
「あと、一旦帰って荷物をまとめよう!ロケが入ったって電話しながらでもいいから!」
目黒「…わかった…ごめん。」
「謝らないで。私は蓮くんを守るためにここに居るんだから。」
蓮くんは部屋に戻り荷物をまとめてる間に所長に電話して応援を頼んだ。
マンションの入口と私たちの階に1人ずつ置いてくれるそう。
もともと、2、3日は私だけで増員の有無を決める予定だったみたい。
所長の方から滝沢様に連絡してくれるみたいだし、そろそろ私も蓮くんの所へ
どれだけの荷物を持っていく気だろうか?
と思うくらいいっぱい詰めてる…
……まぁ、いいか!
スマホに「詰めた端から持っていくから!必要なものだけで大丈夫だよ!」と打って見せた。
グッ!とポーズをしたから荷物を隣に持っていく。
あっという間に移動が終わり、気づけば21時…
蓮くんはキッチンからも、食材を持ってきたみたい…
「…ご飯作ろうか?」
目黒「良いの!?」
「うん。…簡単なものでいいなら……」
目黒「っしゃ!」
キッチンに立ちある物でササッと鍋を作った。
「海鮮鍋にしたけど…大丈夫?」
目黒「海鮮!?好き!」
「ならよかった。」
二人でご飯を食べ先にお風呂に入ってもらう為準備する
目黒「あ、これ…」
蓮くんは鍵を渡してきた。
「合鍵?良いの?」
目黒「うん…何かあるかもしれないし…」
「了解。ありがとう。」
合鍵を受け取り、
目黒「じゃぁ、お風呂先貰うね!」
「うん。…あ、ちょっと部屋行ってみていい?」
機械をいくつか持って
目黒「何するの?」
「盗聴器とかなんかあるかなぁ?って…」
目黒「盗聴器…」
「まぁ、大丈夫!全部探して来るし!」
ささっ!とお風呂に連れて行く
中に入ったのを確認(ちゃんも外にいました)したら蓮くんの部屋に行く
「こんなにあったなんて……」
10分少々で盗聴器4つ、隠しカメラが5台も見つかった…
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作者名:黒茶 | 作成日時:2024年1月7日 13時