報告 ページ13
滝沢「お疲れ様。」
「いえ。」
朝、蓮くんを事務所に送りそのまま社長室に来る。
犯人のことも色々教えてくれた。
宇宙six時代からのファンだったらしく、SnowManに入って裏切られた気持ちになったらしい。
しかも、Liveに行った時目が合った!や、ファンサを毎回してくれた!とか、色々なことが重なり自分が蓮くんの彼女だと思ったらしい。
彼女だから、部屋にも入ったし、ストーカーまがいの行為をしたらしい。
んー…イケメンも大変だなぁ…と思う…
でも、この行為は許してはならないものだ!
もちろん蓮くんは被害届出したし、暫くは出てこないだろうし、側近禁止令出してもらったから大丈夫。
滝沢「…という事で、本日を持って任務完了で。」
「かしこまりました。」
滝沢「…目黒に会っていく?」
「いえ…このまま居なくなった方がいいかな?と思って…」
滝沢「…そう」
「目黒様は引っ越すんですよね?」
滝沢「引っ越さなかったら?」
「あんな事があった部屋には住みたくないのでは?」
滝沢「いやいや、今住んでる方。」
「あ、私の部屋の方ですか…」
滝沢「たぶん、勝手に消えたらずーっと居ると思うよ?」
「…それは困りますね……」
滝沢「とりあえず、家で待ってたら?」
「…そうします。」
先に部屋に戻り引越しの準備をする…と言っても、大きめのトランク一つで済んだ。
後は蓮くんのもの……と思いながら部屋を見る
この部屋には1ヶ月ちょっと住んでたけど…なんかずっと住んでた気になる……
掃除をしながら思いに老けっていると…
バンっ!
目黒「A!!!」
息を切らして蓮くんが入ってきた
目黒「居た!」ハァハァ
ソファーにドカッと座ったので、お水を渡す…
目黒「ありがとう!って何回も呼んだのに!なんで居なかったの!?」
「…犯人も捕まったから御役御免だったんだ…」
目黒「じゃぁ!!?」
「そう。これでもう安心だね!」ニコッ
目黒「そうじゃなくて…」
腕を掴み引っ張られ抱きしめられる
「れ、蓮くん!?」
目黒「…居なくなるの?」
「あ…うん。」
目黒「…ヤダ」ギュー
「ん?」
目黒「…居なくなるとか嫌だ」
蓮くんの肩に手を当て離れると
「仕事が終わったら、終わり。最初から言ってたでしょ?」
目黒「そうだけど……」
「だから……」
目黒「でも…やだ」
「我儘言わないの。もう犯人も捕まったし、安心して暮らせるよ!」
目黒「……うん」
そして私たちは、各自引越しをした。
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作者名:黒茶 | 作成日時:2024年1月7日 13時