忍

よろしくお願いいたします。 ページ2

朝、職場に行くとすぐ所長室に呼ばれた

所長「真守、次はこの人だ」
机の上に資料を投げられ、ちらっと見る
「…SnowMan……目黒蓮…」
所長「擁護対象者に傷1つつけるなとの事だ」
「…かしこまりました。期間は…？」
所長「明日から…依頼者が満足するまで」
「？依頼者？」
所長「今回は依頼者と要人は別々だ。依頼者が満足したら終わり。」
「…わかりました。」
話すと所長は手を振り出て行けと指示

資料を持ち部屋を出てもう一度確認する

ペラペラと資料を捲り隅々まで見ていく
初歩情報は大切だし、失礼があってはならない
YouTubeから雑誌から得られるだけの情報を得た

明日は依頼主の元に行き、どのような警護かの確認

事務所に行く時間まであと5時間はあるから…
軽く体動かして寝るか…

その後、2時間みっちり体を鍛え1時間睡眠、また2時間ストレッチや軽くランニングしながら事務所に向かう
荷物は最低限にして…

受付「お伺いしております。秘書が参りますので、お待ちください。」
「ありがとうございます。」
すぐ秘書の人が来て社長室まで連れて行った
という事は依頼主はここの社長？

|ω･)وﾞ ｺﾝｺﾝ

秘書「真守様をお連れしました」
？「入ってー」
秘書「失礼します。どうぞ」
「失礼いたします。真守です。」

中に入るとまだ若そうな…この人が社長？

滝沢「社長の滝沢です。今回はよろしく。」
「よろしくお願いいたします。…擁護対象の目黒様は？」
滝沢「もう少ししたら来るよ。」
「かしこまりました。」
滝沢「今回の内容なんだけど…」
「はい。資料にあった事なら理解しています。」
滝沢「それと…今回は余り姿を見せずに警護して欲しい。」
「…と申されますと？」
滝沢「もうすぐデビューし、これからと言う時の今回の殺害予告…ファンのみんなにも、女の影がチラつくことはあまり良くない。」
「そうですね…かしこまりました。本日の顔合わせ以降姿を隠します。」

そう今回は目黒様に«殺害予告»があったからの依頼だった。
警察にも届けたそうだが未だ逮捕まで行っていない。
因みにほかのメンバーにはまだ来ていないそうだが、どうなる事やら…

滝沢「まぁ、全く見せないでって訳じゃないから……そろそろ来ると思うから」
「かしこまりました。」

|ω･)وﾞ ｺﾝｺﾝ

滝沢「はーい」

さぁ、擁護対象とのご対面だ…

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