新・ヴィラン連合がトリップした話 2! (ページ10)

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60話目彩「記念すべき60話目！！（←メタいよbyいろえんぴつ）」ページ10

Ｓｉｄｅ彩

彩「♪～♪～
…んお？」

新メンバーが集まりに集まった昨日のご飯は凄いカオスになっていた。
急にご飯の量が増えた為、今日の夜ご飯の分がなくなった。
で、今はその買い出しをしている途中。
なんかさ、裏路地で戦闘音するんだけど…
日色ちゃんたちかな…
そっと覗いてみると相澤先生と闘っている日色ちゃんと紫乃ちゃん、葉月ちゃん。
んー
逃げるの大変そうだし、手伝うか。
今日はお菓子パーティーでもしようと思ってるし、敵連合の皆は家族だからね。
地面に落ちているナイフを拾い、腕に思いっきり切りつける。

彩「いやぁ！！」

さて、私の演技開始だ。
この悲鳴で来ないヒーローなんて絶対居ないよね…
日色ちゃんにLIN○は送って荷物を隠してある場所は伝えてある。
今回はそこで集合する。
勿論、相澤先生とミッドナイト先生を撒いてだけどね。

ミッドナイト(以下ミッド)「大丈夫かしら！！」

よし、かかった。
ここはわざと怯えた声を出す。

彩「こ、来ないで、くだ、さ…」

わざと痛みに顔を歪めるようにしゃがみ込む。
まぁ、見た目より痛くないんだよね…
全力で拒絶(フリ)をする。
騙されるんだね、ヒーローも。
さて、相澤先生は来るかな？

相澤「おい、その怪我はどうした。」

あ、来た来た。
相澤先生って２回目じゃない？
騙されるの。

彩「刃物、持った男、襲われて…
それで、それで…」

誰しも味方ではありませんよ、注意して下さいね、ヒーローさん(笑)
視界の端で日色ちゃんが手を振っているのが分かる。

彩「あ、大丈夫、です…
大した、怪我じゃ、ないです、から…」

全力で相澤先生とミッドナイト先生に引き留められるけどスルーする。
顔を覚えられたら困るし、少しうつむき加減で表通りに出る。
よし、家に帰ったらこの怪我を日色ちゃんに治して貰おうかな。
その前に日色ちゃんたちと合流か。

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勝手に合流してごめんね！！