新・ヴィラン連合がトリップした話 2! (ページ7)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:3,536 hit

57話目赤坂「実験」ページ7

ミッドナイトさんは「眠り香」という個性を持っている。

…息できひんやん！

そういえば、持ち物の中に“ガスマスク”を入れてたんや！

それを使えば…

敵の真ん前で渡す阿呆はいないだろうから隠れて渡さなくちゃいけないんだけどね。

私の個性を使いたいけど、相澤先生が個性使っちゃっているからなぁ…

ごそごそしていると、何かに手が当たった。

…なんでこんなところに煙が多いい爆弾(これ)があるんよ…

「(二人とも！)小声」

紫乃「(なーに？)小声」ﾆｺﾆｺ

日色「(どうしたの？)小声」

チラっとそれを見せてこう小声で言った。

「(これを相澤先生達がいる手前に投げるから、煙が出たら左にある赤い屋根の上に行って)小声」

日色「(よく持ってたね)小声」

「(まぁね)小声」

紫乃「(りょうか～い♪)小声」

二人の顔を見合わせる。

相澤「おい！手に何を持っている！」

ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ「それで何をするつもり？」

「フフフ…それはお楽しみデスヨッ！」

それを投げる。

火はあらかじめつけておいたが、すぐに爆発した。

音はそんなに大きくないが敵の二人は思わず目を瞑ってしまったようだ。

「ふ～まさかミッドナイトが助っ人で来るとはね…」

赤い屋根の上に私達は行った。

日色「びっくりした……」

紫乃「この後どーするー？」

「大丈夫だよ～これはなーんだ？」

ガスマスクを二人に見せる。

紫乃「ガスマスクじゃん。流石ドラ〇もん！準備万端！」

日色「まさか！それは四○◯ポ○ット！」

「いやいや。このリュックは四◯◯ポ◯ットじゃないよ。これさえあればミッドナイトの対策はまぁまぁオッケー」

紫乃「相澤先生はどうする？」

「私の個性を使うよ」

日色「つっきーの個性？」

「相澤先生の個性ってさ敵を“見る”ことで個性を消せるんでしょ。いわば“意識”しなくちゃいけないわけで。私の個性『無意識』は相手が“意識”すればするほど“見えなくなる”」

つまり、先生が個性を使って消そうとするほど私達の姿は見えなくなる。

「この仮説が本当かどうか“実験”したいんだ。二人にも使っていいかな？」

紫乃「やる価値はあるね！いいよ！やろう！」

日色「面白そう、やろう！」

「ありがとう！じゃあ、個性を二人にも使うね！」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

いきなり長くなってごめん！

次の方どうぞ！