金髪彼氏2【宮侑】

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今日は約1週間ぶりの登校。


そんなに学校に行きたいとかは思わへんけど学校に行くんが学生の仕事やからな。





入院しとる間、若い看護師さんに色んな話聞いてもらって…。

もちろん侑のことやって。

花は、私が目が覚めてから毎日来てくれてこれまた話をいっぱい聞いてもろた。





侑のことやから、また何回も電話かけてきたり…とかしてくるかなって思ってたねんけど電話どころかメールも、あれっきり1度もあらへん。

花に私が殴られた理由とか、侑と別れたいこととか話したねんけど、侑は今学校でどんな感じなんか、とかそういうこと聞きたかったねんけどなんとなく、なんか聞けへんかった。

聞けへんかったし、花の口から侑の話をしてくることもあらへんかった。









「おーA！おはよ！」


『花〜！おはよ！昨日も病院来てくれたけどなんや久しぶり感あるなぁ』


「Aが制服着とるん久しぶりやぁ！」








クラスの子もなぜか私の指が2本折れとることや殴られとったことを全部知っとったらしく、朝から声をかけてもらった。


骨折のほうは当たり前にまだ治ってへんけど、体の痛みとかはひいてきた。








『今日、侑とちょっと話すわ』


「…別れるん？」


『うん、まぁ仲のええ友達に戻るだけや。』







友達やったら、どこまでセーフ？

遊んだり、ご飯食べに行ったり、一緒に帰ったりできる。


…ええねん、もうそれだけで。





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