金髪彼氏2【宮侑】

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「あら、ほんま？…ん〜。絶対知り合いやと思ったねんけど…。」


『……あの…ここの部屋には母と女子の友達だけしか入れないでいただきたいんですけど…。』


「別に構わんのやけど、どうして？」


『…ちょっと、色々です。』










もう、侑には会えへん。

もう、私は侑の彼女ちゃうから。











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ピコン。





侑A、目、覚めたか…?大丈夫か?

侑ごめんな。Aが痛い思いしとる時になんもしてやれへんくて。

侑今部活おわったから、病院行くな。























『…………………ごめんなさい…ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…』







…もう、痛いのは嫌なんや。自分勝手なことは分かっとる。

もう、骨なんか折られたくあらへんのや…。ごめんな。






…頑張って侑のこと忘れられたら…。

前みたく普通の日々が送れるんかな。

もう、痛い思いとか辛い思いとかせんでええんかな。





…きっとそうや。












もう痛い思いも辛い思いも、もう今回まで。
























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ツーツーツー。






侑から10分おきに着信がきて、これで3回目。






多分、私の部屋に入られへんから………。







ごめんなさい。もう、ここで一旦線を引きたいねん…。許してな。







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