金髪彼氏2【宮侑】

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部活終わりやし、もう日は沈んで暗くなってスマホのライトで足元を照らす。

















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『……………………………は……………………』









倒れとる女の子がおった。








『……………え…嘘やろ？ちょ………え？……』












………え？待ってや。




近くに来て顔を確認するけど、絶対にA……？よな？






…え、ちょっとまってや、………え？









コンクリートを照らすライトが血のようなもんを映し出す。









時が止まったように感じた。












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『…え、なんで？どしたん？ちょ…気失っとるん？
……………え？なんで、ちょ、まって…は？…』








え…、救急車……救急車よばな…




Aの肩を優しく揺すってみたり、耳元で声をかけたりするけど、反応があらへん。






パニックになって、どうしたらええんか分からんなっていく。








暗くてあんまり見えへんけど、明らかに誰かに殴られた後や。

血も出とるし、顔にアザついとるし…。










…そ、そんなんどうでもええんや！

こんな所でほおっとけんやろ！はよ、運ばな…


…俺の家？俺の家でええよな？


…はやくせな…はやく………





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