金髪彼氏2【宮侑】

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「……もう少ししたら、くるで。」

「おけおけ、来るまでどうしよか。」









さっきの電話で誰かを呼んだ？らしい。

誰を呼ぼうが何をしようが、私は侑とは別れへん。絶対に。


…なんで付き合うとることが悪いみたいになっとるん…。

そんなんおかしい。








『…私、侑がバレーしとん見たいからもうもどってかまん？』


「…は？あかんわ。」


「…そういう態度、ほんまムカつくわ。」


『そういう態度って、どういう態度なん？説明してや、分かりやすく。』






侑がバレーしよるん見とったのに、急にこんなとこまで連れてこられて、私かてあんたらにムカつくわ。

やから、自然と言葉も煽り口調になる。







「……っ！あんたのそういうとこや言うてんの！！！！」


『…訳がわからへんわ。こんなとこまで私連れてきてそもそも何様なん？あんたら』


「あんたの方こそ何様や！！！」








『……………っ…』





















お腹に鈍い痛み。


足で蹴られた。




床に手をつく。










『……………ったいなぁ！』










流石の私ももう限界。


この人たちは侑のことなんも知らへん癖に。

私の方が侑のこと好きやし侑のこといっぱい知っとるし…。

侑のことなんも知らへん人になんで私がこんなことされんとあかんの？









『……もうええ加減にしてや！付き合うとる事の何が罪なん！？別に幸せにくらいなったってええやんか！！』




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