金髪彼氏2【宮侑】

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侑side







ツーツーツー。








…あかん。あれは耐えられへんわ。



距離が…出来とる絶対



うわ、俺ほんま…嫌われたなこれは…









ああああああ…！なんで携帯壊したねん俺！！












あー軽く死ねるわ。殺してくれレベル。



新しくスマホ買うてから、一切連絡が通じんくなって、登校日には会えるかなって思って今日、学校行ったねんけど…




俺の隣の席だけポカーンって、席あいとったねん。






ほんま、死ねる。






ほんま無理やろ……。

…もうさすがに無理やわ。

どんだけ会うてへんのやろ。
声やって久しぶりに聞いたと思ったら……






あああああああああああああああ……！！

うわーっ…めっちゃムシャクシャするねんけど…！











『…………ああああああああああああぁあぁあ！！』









「…うっさいツム！黙れや」






『…あーマジでなんで携帯壊したんやろ俺』


「俺の携帯も壊れたんやぞ」


『サムは壊れたってええやん』


「俺かて困るわ！！」








…あーーーーーーーーーーーーーー。

俺、絶対嫌われたよな、絶対嫌われとるわ。


さっきの電話は、ほんま気まづかった。


めちゃくちゃAの元気ないん声だけでも分かったし。


あかん…ほんまあかん…ああああぁぁあぁぁあぁ…






明日は、学校来てくれるよな？

とりあえず、会いたいねん。





ああああああはよ抱きしめたいんやって…！



…いやでも、多分嫌われとるし…そんなことはできへんか…。




あーーーーーーーーーー！！！！！！！

















『…もうあかん……！！！無理すぎんか！！！！』





「やからうっさいわツム」





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