金髪彼氏2【宮侑】

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「…A？まさか寝たんか？」


『…起きとるでー』


「もう切るで、はよ寝とき」


『………朝まで…』


「なんや」


『……………つ………て…』


「………電話で小声で言われても聞き取れへんわアホ。」






「もっかい言うて」という侑。











『……あつむ、…好き』


「…お……お、う俺も」


『…朝まで電話繋げてや』


「あーそういう事か。ええで」












あぁ…足りへんな。…侑が。



侑が私の事声しか覚えとらんかったらどうしよう。

顔忘れられとったらどうしよう。



はやくはやく会いたいはやく。




…夜に電話なんかするからや

…もうなんか…抑えられへん……無理。










『………好きっ…あつむ』


「俺も好きやで」


『…もっかいいうて』


「なんや、深夜テンションか？笑」


『わからへん。』






侑は、会いたいとかそんな思わへんのかな。

私ほどは思わへんやろうけど…。






「大好きやで、A」


『………もっかい』


「はっ。笑 好きやでA」


『…もっというて、何回も…』


「へいへい、いくらでも言うたるわ」









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「…って俺も眠なってきた…ふああぁ…ぁ。」


『ふあぁ…ぁ。…欠伸うつったでないかアホ。』





…

…

…





「なんか、電話って寂しーな」


『…うん』




…それより眠気もやばい…










「…ハグしたいわぁ〜」


『…ん…私も…』


「…あーーーーーーーーーーーーヤバいわなんか」





会いたいなんか言うたらあかんで、私。

もっと会いたくなってまうんやからな。







「俺にも、好き言うてや」


『………………すき、大好き侑』


「……………んんん。あー…。ハグしたい」








































『…会いたい。侑、会いたい。会いたくてたまらへん。………会いたい…』












そんなこと、言うたらあかんやろ、馬鹿やな私。






「…俺も。会いたい」




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