34.楽しい？ ページ42
サ「誰が王様だー？」
ニヤニヤと笑い、各自自分が引いた棒の先を見る。
貴「…あ、赤い。ホラ」
「「「!!??」」」
バッ！と全員の視線がAに集まった。
貴「えーと…命令……？」
ドクンッ ドクンッ
全員の鼓動の音が重なり、大きく聞こえる。
貴「…1番が…」
ﾋﾞｯｸｩ!!!!!
「「「…」」」
エースが大きく肩を震わせた。
貴「…4番を抱っこ？」
ハ「えっ、僕抱っこされるの!?」
サ「ギャハハwお前が4番かよ！」
その他のイゾウ、マルコ、サッチが笑い、エースも簡単なものだとホッとしている。一方、ハルタはさらに子供に見られると唸っている。
ヒョイッ
エースはハルタを持ち上げた。
ハ「え？」
エ「おら、これでいんだろ？」
ハ「〜/////」
ポンッと置かれたハルタの顔は赤面に。
ハ「うわぁぁぁぁぁん!!!!!!」
サ「ﾍﾌﾞｼｯ！」
そして棒をポイッとサッチに投げつけると何処かへと走って行ってしまった。
サ「イッテェ…これが棒の威力かよ……んじゃこの俺が持ってた5番はいらねぇな…」
サッチはポイッと5と書かれた棒を海に放り投げた。
サ「おらー、棒回収すんぞー」
サッチの手に棒が集まり、また擦るように混ぜて行く。
サ「ほい！二回目だ！」
ドンッと棒を勢いよく出す。
そして次は無言でサッチから各自棒を引いて行った。
貴「……(ッチ……3番か…)」
イ「ん？俺が王様だ」
マル「イゾウかい…」
エ「王様になりてー……」
サ「………」
イ「…」
ニヤリとイゾウは悪笑を浮かべた。
ゾクリ…と王様で無いAも含めその他の４人は肩を震わせた。
イ「ｸｸｯ……2番が王様に跪け」
サ「はぁ!?なんで俺が！」
「「「お前かよ！」」」
ギャーギャーと喚くサッチ。
イ「フッ…ほら、さっさとしろ。」
マル「王様ゲームなら優しい方だよい」
エ「次は俺が王様になるんだからさっさとしろよ←」
サ「い〜や〜だ〜！」
こんな簡単な事に駄々をこねるサッチ。
貴「…………サッチィ…早く……」
ギロリとサッチを睨むA。Aは少し王様ゲームを楽しく思っていた。
サ「ん〜、そうだなぁ…Aが俺に「サッチお兄様やってあげてよ〜」っつーならやってやらぁ！」
貴「はぁ!?さっさとしろよ！」
マル「大人気ないよい。」
イ「バカじゃねぇのか？」
エ「サッチきめぇ…王様になってから言えよ…」
サ「いいじゃねえか！」
大人気ない大人が約一匹。
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AIBR(プロフ) - キョウヤさん» 本アカのAIBRです！コメントくださりありがとうございます！是非続編もご覧ください！ (2018年7月15日 22時) (
レス) id: bb6c265a64 (このIDを非表示/違反報告)
AIBR(プロフ) - 紅葉さん» 返信かなり遅れてしまい申し訳ありません！本アカのAIBRです！楽しんでくださりなによりです！これからもよろしくお願いします！ (2018年7月15日 22時) (レス) id: bb6c265a64 (このIDを非表示/違反報告)
キョウヤ - すっごく面白いです！自分の好みドストライクです！これからも頑張ってください！ (2018年7月15日 22時) (レス) id: 17f85bd3aa (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - す、すごいです！ものすごく、ものすごくおもしろいです！ (2018年2月19日 23時) (レス) id: cfdb26c000 (このIDを非表示/違反報告)
AMA(プロフ) - 藍玉さん» ありがとうございます！もう続編は出ておりますので最後の「作者から」を見て、続きを見るからどうぞご覧ください！ (2017年9月4日 23時) (レス) id: 9e7b2101f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AIBR x他1人 | 作成日時：2017年7月30日 19時
