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拾話 ページ11

「み゛ん゛な゛ァ!!
おれ、おれいやだ〜〜!!お前たちが誘ってくれたから海に出たんだぞ!!お前たちとだから!!それをこんなやつらと…ぐすっ」


「ガタガタぬかすなチョッパー!!見苦しいぞ!!
海に出たのもお前の責任!!海賊の世界で誰がそんな涙に同情するんだ!?」




ちょっと!!と航海士くんが諌めたが尚も毬藻頭くんは自らに言い聞かせるようにも言い募った。








「━━━━男なら……!!フンドシ締めて勝負を黙って見届けろ……!!!!」



「…!」



トナカイくんは感銘を受けたのか涙も鼻水も拭い去ると椅子にドッカと腰掛け、「煮るなり焼くなり好きにしろい!!」と言い切ると、二人に大きな歓声があがった。



『ヒュウ、言うじゃないか』


私に彼等の出会いの経緯は分からないけれど、彼らはなかなか漢気のある善い男なようで、思わず口笛でも吹いてしまうような気分だ。





---------

取引が終了し俄然盛り上がるデービーバックファイト。
第二回戦開始直前、ある事実が一味の前に立ち塞がる。


「あれっ!?そういやチョッパーも二回戦のメンバーだぞ!でも取られちまった!」

「やだ人数不利よ!!」



そんな中、わざとらしく靴音を鳴らしながらナミとウソップの背後にAが忍び寄った。




『━━ねェ君達。「一人」、足りなくてお困りでしょう』






「そうだけどアンタ、まさか…」





ハッとした表情のナミに、Aは口元だけニンマリ歪めて頷いた。彼女がチョッパーの代わりに参加するというのだ。




『コレで助けられた借りはチャラだ。異論はあるかい麦わら帽子くん?』




「にしし、おう!いいぞ!」








「待て待て、一度決めた出場者に変更はなしだ!その女は参加出来ねェぞ!!」


司会進行役のイトミミズがマイク越しでもわかるくらい声を張り上げた。それに乗じてフォクシーの船員もブーイングを送ってくる。



「そんな勝手な…おいA!?」

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まどろみマフィア(プロフ) - ぽ、ぽぽぽぽぽポートマフィア?!なんですと?!ギュフフィンフィン(ポトマが出てきて歓喜中の中也推し) (1月25日 0時) (レス) @page37 id: 2cd01fe314 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年11月7日 10時

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