あまりにも ページ9
気がつくと自分のベッドで寝ていた
『ぁ゛…ﾋｭｰ…』
声を出そうとするとしばらく水を飲んでいなかったかのように喉が掠れていた
ガチャ
母「A…A！！」
母は私が起きているのを見ると泣きながら抱きしめてくれた
それからは父も私の部屋に来て検査をした
水を飲んである程度声が出るようになった時
母「A…貴方３日も寝ていたのよ…それにトリシャの子どもたちだってっ！一体３日前あの場所で何があったの！？」
３日も…だからこんなに喉が
『…ｴﾄﾞ』
母「え？」
『エ…ドと゛ア゛ルは…？』
掠れた声で出た言葉はあの二人の確認
父「…あの二人は」
母「パトリス…」
父「あぁ…Aよく聞いてくれ」
嫌な予感がする
私の両親葉もとから過保護であった
父「A…もうあの二人には関わるな」
『ぇ…』
なんで、どうして
その言葉が頭を駆け回る
父「Aが寝ている間にも何度か検査をしたんだ…」
母「A…何か体に違和感はない？」
その含みのある言葉に違和感を覚えた
今の私にある体の違和感…
水分不足による喉の乾き
それにより喉が痛い
その他…その他？
その時気づいてしまった
『こ、ぎゅ…う…』
父「…やはりそうか」
母「今の貴方は肺が“片方”しか機能していないわ…」
とても驚いた
同時に絶望した
もう皆と野原を駆け回ることは不可能だと
母「A…」
喉が乾いた…水分が足りない…足りないのに
『う゛っ…ﾋｯｸ…ふっ…』
涙が止まらない
こんなことになるくらいなら意地なんか張らないで素直に仲直りすればよかった
父「俺達だって意地悪をしたくてこんなことを言っている訳じゃないんだ…今回のことがあって次もしこんなことが起きてしまったらと思うと…」
母「だから、どうか…お願いだから…」
今回のことでどれだけ両親に心配をかけたか
そんなの子どもの私にも分かった
それに今の私は以前の様に健康体と言い難い
それを考えると自ずと答えは決まってくる
『う゛…ん』
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パンダ丸(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます！なるべく更新出来るように頑張ります！ (2022年10月13日 20時) (
レス) id: aa6cd4977a (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 僕は、ハガレンの、小説は、初めてだったのです！面白かったです！更新待ってます！頑張ってください！ (2022年10月13日 19時) (レス) @page22 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ丸(プロフ) - 結茜さん» そう言ってもらえると嬉しいです…亀更新ですが何卒よろしくお願いします！ (2022年9月24日 0時) (レス) id: aa6cd4977a (このIDを非表示/違反報告)
結茜(プロフ) - この物語好みすぎます…！作者さんすごすぎ丸 (2022年9月23日 23時) (レス) id: abbeda8583 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ丸(プロフ) - 十和さん» ありがとうございます！亀更新ですがこれからもよろしくおねがいします！！ (2022年9月16日 20時) (レス) id: aa6cd4977a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンダ丸 x他1人 | 作成日時：2022年8月13日 16時
