すきま ページ21
ウ「A！ただいま〜！！」
『ウィンリィ…！』
ウ「はい！これ、頼まれてたハンカチ！本人には絶対に言うなって言われてたんだけど…我慢できないから言っちゃう！それエドが選んだのよ！」
『……えっと？』
暫く姿を見なかったウィンリィが意気揚々と走って来てマシンガントークが始まってしまった
ウ「はい！これね！」
そう言って私の手に乗せられたのは綺麗にラッピングされたハンカチ
黄色いクロッカスが刺繍されており、見るからに質が良さそうなハンカチ
『でも何でハンカチを…？それに、ここ数日姿を見なかったのは、二人のところにいってたから？』
何時もなら一言私に伝えてくれていた
だから何の言葉もなく二人の元に行っていたのは………
やっぱり私より＿
ウ「え？…何言ってるのよ まだ寝ぼけてるの？」
『え…？』
ウ「私が出る前に話したじゃない！それにハンカチだってAが…」
『私…が…？』
まただ
この間のようなすれ違い
ウィンリィが嘘をつくとは思えない
だとすると本当に私は……
ウ「A…？顔色が悪いわよ…部屋に戻りましょう」
『う、うん…』
また不安が募る
ウ「…A…大丈夫かしら」
母「あら？ウィンリィちゃんじゃない！」
ウ「あ！おばさんお久しぶりです！」
母「そうね 最近お話できていなかったものね…」
ウ「そうですね…あ！Aのことなんですけど…なんだか数日前の記憶がないみたいな…なんて…あはは、そんな訳ないですよね、何言ってるんだろう私…」
母「それがね………………」
ウ「え…？それ、本当なんですか…」
母「えぇ…今の所はここ2ヶ月の記憶が、今は様子を見ることしか…」
ウ「それって…最悪の場合それ以上の記憶もAの中から抜け落ちる可能性もあるってことですか…？」
母「…ごめんなさいね私からは何も言えないわ ただ今はそれが起きないことを願うしか出来ることはないわ…」
ウ「…そう、ですか」
母「…ごめんなさい…ごめんなさいね」
ウ「いえ、こればっかりは…あ！私そろそろ帰りますね！また来ます！」
母「また何時でもいらっしゃい」
エ「……あいつ喜んでくれてるかな」
ウ「…どうしてあの子達ばかり不幸になるのっ…神様なんて」
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パンダ丸(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます！なるべく更新出来るように頑張ります！ (2022年10月13日 20時) (
レス) id: aa6cd4977a (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 僕は、ハガレンの、小説は、初めてだったのです！面白かったです！更新待ってます！頑張ってください！ (2022年10月13日 19時) (レス) @page22 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ丸(プロフ) - 結茜さん» そう言ってもらえると嬉しいです…亀更新ですが何卒よろしくお願いします！ (2022年9月24日 0時) (レス) id: aa6cd4977a (このIDを非表示/違反報告)
結茜(プロフ) - この物語好みすぎます…！作者さんすごすぎ丸 (2022年9月23日 23時) (レス) id: abbeda8583 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ丸(プロフ) - 十和さん» ありがとうございます！亀更新ですがこれからもよろしくおねがいします！！ (2022年9月16日 20時) (レス) id: aa6cd4977a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンダ丸 x他1人 | 作成日時：2022年8月13日 16時
