SG ページ10
『俺はユンギヤと曲を作りたいのにお前は俺を1人にする気？』
分かりにくいけどヒョンの目が何だが物悲しげで、それに気がついた時にはヒョンの顔は俺からそらされていた
『ユンギに会いたい』
恋しそうにそう呟かれた言葉に俺は一気に自分が恥ずかしくなった
俺を求めてくれるこの憧れの人を俺は蔑ろにしていたのだ
俺はこの人に成り代わろうとしていた
俺を欲しいと言ってくれるこの愛しい人を1人にしてしまうところだった
自分自身すら見失って彼が愛する
それが酷く情けなくって俺は声をふるわせてヒョンを呼んだ
SG『…ヒョ、ン…』
それでも彼の目は俺を見てくれない
俺を見て欲しくて、その黒い瞳に俺を移して欲しくなって仕方がなかった
SG『…樹…ヒョン…』
縋るように名前を呼んでやっと彼は俺に顔を向けた
変わらず俺を見るその漆黒の瞳は俺を誰なのか見定めるように輝いてゆっくりと1度瞬きをする。
長い時間見つめあった
それが断罪されるかそれとも救われるのかまるで裁判の判決を待つかのような時間だった
キリキリと締め付けられる様な痛みを発する心臓に、囚われた俺は彼に許されるように媚びを売る
ヒョンの足元に跪いて彼を見上げた
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しあ(プロフ) - じょんぐくの名前のところJGじゃなくてJKだと思います！主様のお話好きです♡応援してます՞･·･՞！ (2023年3月24日 0時) (
レス) @page2 id: 5a3971f752 (このIDを非表示/違反報告)
璃桜(プロフ) - bighitがbichitになってますよ (2023年3月12日 22時) (レス) @page2 id: 3567e1bb9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまやん | 作成日時：2023年2月7日 0時
