JH ページ20
何でヒョンが
なんて驚きで目を見開いていれば、ナムジュンの肩を軽く叩いたヒョンがナムジュンと入れ替わるようにリビングに入ってきた
Aヒョンの顔が見るのが怖くて頭ごと下を向けば、スリッパの音がこちらに近寄って僕の前で止まった
何を言われるのか
もしかしたらさっきみたいに僕がした様に言葉で詰りに来たのだろうか
それとも殴られる？
どちらにしても僕はそれを受けなきゃいけない
でも、もし、もし、そうじゃなくって、僕の顔は見たくないとかだったら
距離を置こうとかだったら
僕のいるbtsではやっていけないだったら
脱退
そんな文字が頭に浮かんで震えた
『ホソク』
パッチムが無い
僕の名前を呼ぶヒョンの声は酷く平坦に聞こえた
あぁ、とんでもない事になった
ヒョンの先の声を聞きたくなくって強く目を瞑った
ぎゅっと保冷剤を握りしめて、黙っていると徐にヒョンの手が僕の手を包んだ
なんでだか分からなくって固くつぶっていた目を開けば、ヒョンは僕の前に座ってやっぱりと呟いた
『…ホソク、お前体だるくない？』
はて、
てっきり暴言のひとつでも投げられると思っていたのに、僕に投げられたのは優しい声音で
それが何だか分からなくって、下げていた顔を上げた
“次はちゃんとヒョンの顔見るんだぞ”
ナムジュンの言葉が聞こえて、ヒョンの顔を見れば、彼は心配そうな顔で僕を見ていた
『朝お前珍しく寝坊しただろ。どうして？』
きっとマヌケな表情をしてるだろうにヒョンはそんな事気にもとめないで質問をした
呆気に取られていればヒョンは変わらず僕の答えを待ってるみたいで待たせてるからと思い口をひらいた
JH『あ、朝は体が重くて…』
『今は？』
JH『少し、だるい…かも』
なんの質問なのか分からないままヒョンの問に答える
思っていたものとのギャップに頭が混乱して痛くなってきた
『お前、熱あるだろ』
JH『え？』
そこで待っててと言ったヒョンがリビングの棚から体温計を取りだして僕に差し出した
促されるまま体温計を脇に挟んで数秒
ぴぴぴっと軽快な音が鳴って取り出せば37.8度
本当に熱がある
驚いた僕からヒョンは体温計を取ってほらなとでも言いたげに笑った
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しあ(プロフ) - じょんぐくの名前のところJGじゃなくてJKだと思います！主様のお話好きです♡応援してます՞･·･՞！ (2023年3月24日 0時) (
レス) @page2 id: 5a3971f752 (このIDを非表示/違反報告)
璃桜(プロフ) - bighitがbichitになってますよ (2023年3月12日 22時) (レス) @page2 id: 3567e1bb9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまやん | 作成日時：2023年2月7日 0時
