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『ぁ，あの…』
傀儡「…ｼﾞｨｰｯ」
僕は現在同じ執行官の傀儡、サンドローネさんに兄様の屋敷に帰る途中で捕まり凄い顔を見られてます。
理由は僕でもよく分かりませんが、大人しくしてと言われたので座って大人しくしているのですが…。
数分ぐらい僕の顔を眺めています。この方。兄様がそろそろ帰って来る時間ですし、早く帰りたいのですが…どうもこの感じ返してくれなさそうなんですよね…。
傀儡「ｸｽｯ…ふふっやっぱり可愛らしい顔立ちね。」
『ぇ…ありがと…ございます…』
傀儡「でも…あなた本当にあの人の弟なの？どうもそうは見えないのだけど…？」
っと以前公子さんにも言われたことを言われました。
いや、ほとんどの執行官の方々に言われている気がします。
僕ってそんなに兄様と似ていないのでしょうか…。
傀儡「？あらっ？どうして悲しそうな顔をしているのかしら…。私、何かだめなことでも言ったかしら？」
『い、いいえ…決して、…そんなことは。』
気づかないうちに顔に出ていたみたいですね。
他の方に心配をされるかもしれないですし、気をつけなければですね…。
傀儡「そう？…それならいいわ。あら？もうこんな時間私は自分の研究に戻らないといけないわ。引き止めてしまってごめんなさいね？今度お茶を用意するわ。」
そう言って傀儡さんは大きな人形と共に僕が向かおうとしていた逆の方向に去って行きました。
はぁ、一体なんだったんでしょうか…。
少女「どうやら、皆さんAと仲良くしたいようですね。ふふっ。」
『うわっ！？コ、コロンビーナ？』
突然後ろから寒気がすると思ったらコロンビーナがそう言いながら僕の背後に現れました。
コロンビーナはいつも僕をおどかしたりするのが楽しいらしくいつもこんな感じです。
『でも、僕と仲良くなりたいって…そんなことはないと思いますよ。兄様からは執行官同士に友情なんて芽生えるわけなかろうっと言っていましたし…』
少女「！…はぁ、博士はいつもその様なことをAに吹き込むんですね。独自欲が強すぎて私でも驚きます。…でも友情なんてなければ、私とAの関係は何なんですかね…。」
？…コロンビーナの声が少し、悲しく聞こえるのは気のせいでしょうか？疑問に思い、表情を確かめた方が早いと判断した僕はコロンビーナの方に顔を向けようとすると…
少女「みッ、見ないでください」
コロンビーナの手で目元を塞がれました…
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りんご - なんでも敵キャラが好きなもので…執行官のことを書いてくれるのすごく嬉しいです！更新待ってます！がんばれー (2月16日 20時) (
レス) id: b6f4e9157d (このIDを非表示/違反報告)
風元素使いのりんご(プロフ) - りんごさん» わぁぁあ！！？忘れてました！教えていただきありがとうございます！( ；´Д｀) (2023年4月16日 22時) (レス) id: b1c890f4d4 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ‘フラ外し忘れていますよ！💦 (2023年4月16日 20時) (レス) @page1 id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愚人衆@渡り鳥 | 作成日時：2023年4月16日 9時
