私は天竜人なのです I 【麦わらの一味】 (ページ17)

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15話ページ17

『ねぇ、私も何か武器を持った方が良いと思うのだけど、ここは海賊船でしょ？』

ウソップ「たしかにそうだな、お前戦ったことあんのか？」

ガラクタの山をいまだに漁るAに聞くウソップ

するとAは錆びた銃を構えながら返事をした

『戦ったことはないんだけど、銃が下手なことは知ってる』

チョッパー「じゃあその銃おろせ！怖ぇから」

サンジ「Aちゃんは戦わなくても良いんだよーー！おれが守ってあげるーーーーーー♡！」

クルクルと回りながらAに手を差し出すサンジ

しかしAもナミやロビンと同じくサンジをあしらうのは得意のようだ

『いつも守ってもらうわけにはいかないでしょ？やっぱり刀が一番良いのかしら？』

そう良い錆びた刀を抜いたA

ゾロ「まぁ、お前が体術はできなさそうだしな、一度も振ったことはないのか？」

近くにいたゾロも話に加わる

『うん、刀買ったら使い方教えてくれる？剣士なんでしょ？』

そう良いゾロに刀を向ける

何とも挑発的だ

ゾロ「別に良いが優しくねぇぞ」

錆びた刀はゾロが手で触るとほろほろと落ちていってしまうほど脆かった

『良いの！？』

サンジ「あ”あん！？せめて優しくしろ！！Aちゃんに傷でもつけてみろ、おろすぞ！！！」

Aはぱあっ！と笑顔になり
サンジはゾロと喧嘩を始めてしまったがAはゾロに稽古についてもらうことに成功したのだ

そうこうしている間にこの船は先ほどのサルたちの本拠地とみられるジャヤという島へ向かうことになった