【HQ!!】入れ替わり事件2 (ページ12)

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及川・岩泉13 ページ12

及川(岩泉)side

＿＿＿疲れた……

今日この台詞を何度使っただろうか。それほどまでに俺の体は疲労していた。
授業では疲れすぎて寝てしまうし(まぁいつものことだが)、何故か体育ではクラスメイトに恨みを買われた。何故だ。

しかし、バレーをするなら疲れたとは言っていられない。よし、部活行くか。

＿＿＿ダンッ！

スパイクが綺麗に決まる。なんか体が軽いな。今日はストレートを練習していこうかな………なんてなるわけがなく。

国「えーと……おいか…岩泉さん大丈夫ですか？」

及(岩)「だ、大丈…夫だっ………はあっ」

後輩にまで心配されてしまった。
トスをあげるというのは何回もやっている。しかし頻度が違いすぎて、あまり使わない腕の部分が悲鳴をあげている。
あいつ……毎度毎度こんなことやってんのかよ…。

少しは尊敬しながらちらっとあいつの方を見る。すると、

岩(及)「いーわちゃーん！すごいよ！スパイクがどんどん決まるよっ！！！！！」

楽しんでいた。俺の体でっ…！こっちは苦しんでるというのに……！！！

よし、あいつ、体戻ったら殴る。
謎の決意を胸に俺は部活へとまた参加していった。