及川・岩泉1 ページ1
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不思議と目覚めが良くて。休日だと平日より早く起きれるみたいなやつかなと思って。
「じゃあ、部活いきますか……と。」
俺から発せられた言葉には違和感があった。
「なんだこれ……?」
その声は紛れもなく俺の相棒である、岩ちゃんの声だった。
え、えええええええええええ?!?!??!俺は急いで階段を降りる。
パジャマ?そんなの気にしてなんかいられない。部屋の位置とか完全に違ったから、あぁ、もうこれ岩ちゃんじゃあないか!!、と1人で突っ込んだ。
洗面所に駆け込むと、嫌でも目に入る鏡。ツンツン頭の小柄な俺___いや、岩ちゃんが映っていた。
「なんてこった……。」
と、洗面所で1人、崩れ落ちる。
えええ?!なんで?!あっ、今日朝練あるじゃん!どうしよう…。
1人でオロオロしているとピンポーン……とインターホンが鳴った。
___誰だよこの急がしい時に!!
そう思いながら玄関を開ける。
そこには、
「よう、クソ川。これは一体どういう事だ?」
青筋浮かべて、指をポキポキとならしている俺の姿があった。
いやぁ、悪い冗談。夢であって欲しいよ。
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彩芽翡翠(プロフ) - 莉希さん» ありがとうございます! (2016年5月11日 19時) (レス) id: 4695d34654 (このIDを非表示/違反報告)
莉希(プロフ) - 設定がオリジナル作品になっていますよ (2016年5月11日 18時) (レス) id: bc5faab83d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩芽翡翠 | 作成日時:2016年5月11日 15時