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『それでは、Vさん。テストを開始します。前のモニターを見てください。』

モニターには台本が映し出された。

『そこに書いてある台本を覚える時間を5分差し上げます。その間にセリフを全て覚えてくださいね。そして実際に演技します。あ、その際にセリフを間違えたり、テーマと違う演技だった場合は即追放となりますので。頑張ってくださいね。ククッ。』

そこでアナウンスは切れた。

5分後、V先輩はもう一度カメラの前に立った。もう既に感情移入しているのか、目は虚ろで、光が灯っていなかった。

『それではいきますね。レディ、アクション!』

その声を合図にV先輩は演技を開始した。渾身の演技に体が震えた。やっぱりプロだなとも感じた。

『カットカットー!いやー良かったですよ!さてさて。それでは判定を見てみましょう。』

AIの方に注目する。すると、AIの目が緑色に光って、祝福の音楽が流れた。

「これってもしかして…成功?」

ジョングク先輩が嬉しそうに呟く。

『お見事!貴方は第一テストを乗り越えました!さあ次への扉が開きましたよ!はやくこの中に入ってください!』

やった…!成功した…!V先輩が私達の方に駆け寄って来る。

「みんな!俺クリア出来たよ!」

「おめでとう!」「おめでとうございます!」と皆んな口々に言う。私も、

「V先輩、本当におめでとうございます!お陰で私もなんだか勇気が湧いて来ました!」

「ありがとう!Aちゃんもクリアして絶対控え室で会おうね。」

そう言って手を差し出してきた。

「はい!」

私はその手をギュッと掴むと。V先輩は微笑んで、私の手にもう片方の手を重ねてきた。

やがて手を離すと、振り向くことなく控え室へと入っていった。


その後は、先輩方は次々に成功し、ついに私も成功。この先もこのままだったら余裕でクリア出来るんじゃないか、と思った。

控え室に来た時、皆さんが自分のことのように喜んでくれて、なんだか絆が深まったように感じた。

そして最後の1人が帰ってきた瞬間、次のアナウンスが流れた。

『全員成功、おめでとうございます!さてさて、早速ですが、第二テストのスタートです。選択の間への扉が開きました。どうぞお入りください。』

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まちはぐ(プロフ) - あら、照れる。笑そしていつの間にか新作出来てる!(宣伝) (2019年11月12日 16時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)
からのぽてち - は!いつの間にか終わってる!ねぇ、どういうことですか?オンニ。これ、                                                                                めっちゃ面白かった。() (2019年11月11日 23時) (レス) id: c13b41d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まちはぐ(プロフ) - ミカンさん» ミカンちゃんもお疲れ様でぇす (2019年11月4日 0時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - まちはぐさん» OKバブリーよ!!!お疲れ様です!!! (2019年11月3日 20時) (レス) id: 6d4e2e3e46 (このIDを非表示/違反報告)
まちはぐ(プロフ) - ミカンさん» ありがとう!次も頑張る!…それとTXTにしようかとか言よったけどまだあんま知らんけん今回はセブチにする(・・;) (2019年11月3日 13時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まちはぐ | 作成日時:2019年7月12日 1時

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