検索窓
今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:146,580 hit

25 ページ26

その後。私はなんとかテストを乗り切った。

控え室に入ると、そこには泣き崩れているホシ先輩と、慰めながらも涙を流しているジョンハン先輩が。

他のグループの先輩達も、メンバーの追放のトラウマが蘇り泣きそうになっている。

『さあさあ皆さん、次のゲームに移動してください。あ、ドギョムさんの映像は1時間後に流す予定となってますので。』

ゲームマスターは平然とした様子で告げる。

私はすごく腹が立った。
自分が一人の人生を台無しにした事も知らずにこんな事を続けているなんて。

だから、

「ゲームマスター!貴方が追放した人達はもう先が見えない程人生を壊されたんです!そんなの…納得できない!だから、復活のチャンスを下さい。お願いします!!」

このまま終わらせる訳にはいかないのだ。
お世話になった先輩達を放っておく訳にはいかない。

『…Aさん、何かが吹っ切れたようですね〜。ククッ。素晴らしい成長だと思いますよ?最初のクヨクヨしている貴方とは考えられませんねぇ〜…。』

その後、沈黙が続く。
先輩達は黙って私の方を見ていた。

『分かりました。復活のチャンスを差し上げましょう。ただし!!復活するにはAさんがゲームにクリアする必要が有ります。』

や…やった…!
先輩達の為なら、どんなゲームだってクリアしてみせる。

「その、ゲームとは?」

『まあ復活も賭けているので一筋縄じゃ行きませんよ?ククッ。』

ゲームマスターは不気味に笑う。
私はゾッとして少しだけ怖くなった。

「Aちゃん…?」

V先輩が心配げに私を見る。

「大丈夫です…やって見せます。」

『さあ、ゲームの準備が整いました。このゲームは今までのおさらいですよ!難易度は過去最高となっております〜。あ、このゲームに失敗したら追放となりますので。』

ゲームマスターがそう言うと、AIロボットがやって来た。

私はロボットに連れられ、ゲームが行われる部屋へと向かった。

26→←24



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (133 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
303人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , BTS , TWICE   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まちはぐ(プロフ) - あら、照れる。笑そしていつの間にか新作出来てる!(宣伝) (2019年11月12日 16時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)
からのぽてち - は!いつの間にか終わってる!ねぇ、どういうことですか?オンニ。これ、                                                                                めっちゃ面白かった。() (2019年11月11日 23時) (レス) id: c13b41d6ee (このIDを非表示/違反報告)
まちはぐ(プロフ) - ミカンさん» ミカンちゃんもお疲れ様でぇす (2019年11月4日 0時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - まちはぐさん» OKバブリーよ!!!お疲れ様です!!! (2019年11月3日 20時) (レス) id: 6d4e2e3e46 (このIDを非表示/違反報告)
まちはぐ(プロフ) - ミカンさん» ありがとう!次も頑張る!…それとTXTにしようかとか言よったけどまだあんま知らんけん今回はセブチにする(・・;) (2019年11月3日 13時) (レス) id: 362e6a4942 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まちはぐ | 作成日時:2019年7月12日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。